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【精神障害の労災認定が史上初めて1,000件を突破】2024年度「過労死等の労災補償状況」

公開日2025/08/06 更新日2025/08/05 ブックマーク数
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【精神障害の労災認定が史上初めて1,000件を突破】2024年度「過労死等の労災補償状況」

厚生労働省は2025年6月25日、令和6年度(2024年度)における「過労死等の労災補償状況」の詳細を公表しました。
この調査は、過度な業務負荷に起因する脳・心臓疾患、および強い心理的負荷による精神障害の労災補償に関する最新の動向をまとめたものです。
今回の公表では、請求件数および支給決定件数がともに過去最多を更新し、特に精神障害の労災認定件数が初めて1,000件を超えるという歴史的な転換点を迎えました。

職場におけるハラスメントや働き方の変化が、労働者の健康に与える影響の深刻さが改めて浮き彫りとなっています。
今回は、最新の調査結果をもとに、過労死等の現状と今後の課題について解説します。

目次本記事の内容

  1. 過労死等労災の請求、認定が過去最多を更新
  2. 脳・心臓疾患に関する状況
  3. 精神障害に関する状況~パワハラが主要因、認定件数1,000件超え
  4. 調査結果をふまえて

過労死等労災の請求、認定が過去最多を更新

2024年度における「過労死等」全体の労災請求件数は4,810件に達し、前年度の4,598件から212件増加し、過去最多を記録しました。
また、支給決定件数も1,304件となり、前年度の1,108件から196件増加し、同様に過去最多を更新しています。

このうち、死亡・自殺(未遂を含む)の件数は159件で、前年度の138件から21件増加しました。

これらの数値は、働き方改革が進む中でも、依然として多くの労働者が過重労働や精神的ストレスに直面しており、労災補償制度へのアクセスが増加している現状を示唆しています。

脳・心臓疾患に関する状況

脳・心臓疾患に関する労災請求件数は……

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