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「ERG(従業員リソースグループ)」とは? そのメリットや活動サポート方法を解説

公開日2025/10/28 更新日2025/10/27 ブックマーク数
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「ERG(従業員リソースグループ)」とは? そのメリットや活動サポート方法を解説

多様性と包摂性が求められる現代の職場において、「ERG(従業員リソースグループ)」の重要性は一層高まっている印象があります。従業員1人ひとりの声を反映し、より良い職場環境を作り上げるための「ERG」は、組織の成長と従業員満足度向上に寄与する強力なツールだからです。

今回は、企業のDEI推進を支援するサービス開発に従事されている株式会社ソルビス COOの宮本 佳歩さんに、「ERG」の概要から立ち上げ・サポート方法に至るまでお話を伺いました。

<プロフィール>
宮本 佳歩(みやもと かほ)/株式会社ソルビス COO
複数の外資系IT企業で営業職として従事したのち、Google Cloud Japanに入社。営業職の傍ら、DEIアンバサダーやDEIトレーニングプログラムの開発、イノベーティブな組織作りを支援するプログラム開発に従事。急成長するスタートアップ「UPSIDER」で採用広報を1年担当したのち、現在は株式会社ソルビスで、COOとして企業のDEI推進を支援するサービス開発に従事。

目次本記事の内容

  1. 「ERG(従業員リソースグループ)」とは
  2. 「ERG」が注目される背景
  3. 「ERG」の活動によるメリット
  4. 「ERG」立ち上げ・活動をサポートするポイント
  5. 「ERG」における実際の企業の取り組み事例
  6. 編集後記

「ERG(従業員リソースグループ)」とは

───「ERG」とはどのようなグループのことを指すのでしょうか。

「ERG」は『Employee Resource Group』の略であり、直訳すると『従業員リソースグループ』となります。この訳だけではピンとこないかもしれませんが、『組織内で共通の特性や関心事を持つ従業員が自発的に形成するグループ』と説明するとイメージしてもらえるのではないでしょうか。例えば、グローバルカンパニーであるGoogleでは女性・Asians(アジア人)・Latino(ラテンアメリカ人)・LGBTQ+(性的少数者)・Black(黒人)などさまざまな「ERG」が存在していました。


この「ERG」の特徴を整理すると、以下4つの観点があります。

(1)自発的に形成される……会社主導ではなく、従業員が主体となって自主的に設立・運営されます。

(2)共通の属性がある……メンバーは、人種、ジェンダー、性的指向、障害、宗教など、なんらかの共通する特性や属性を持っています(共通の趣味ではありません)。

(3)明確な目的がある……DEIの推進や、特定グループの支援を目的としています。

(4)アライが参加できる……当事者だけではなく、支援者(アライ)もグループの一員となることができます。



これらの特徴を見てもらうと、「ERG」が部活や社内サークル・コミュニティとは違うことが理解いただけるでしょう。共通の趣味や特定スキルの獲得ではなく、性別や性的指向など特性ベースで支援が必要なマイノリティグループが中心となり結成されるものだからです。

「ERG」は、……


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