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「アジャイル思考」を用いて変化に強い組織を作る方法とは

公開日2025/11/06 更新日2025/11/05 ブックマーク数
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「アジャイル思考」を用いて変化に強い組織を作る方法とは

システム開発手法から派生した概念である「アジャイル思考」。目まぐるしく変化する現代にフィットした思考手法として、多くの組織が注目しています。従来の硬直的な組織運営や人材管理では、予測不能な変化に迅速に対応することが難しくなってきています。そこで、柔軟かつスピーディなアプローチを可能にする「アジャイル思考」は、人事や組織開発の領域においても大きな可能性を秘めたテーマと言えるでしょう。

今回は、人事戦略策定、組織開発・人材育成、人事制度設計など幅広い人事コンサル経験を持ち、エグゼクティブコーチ/人事コンサルタントとして多くの企業のサポートをされている清野 真輔さんに、「アジャイル思考」の概要から活用の仕方にいたるまでお話を伺いました。

<パラレルワーカープロフィール>
清野 真輔 (きよの しんすけ) /Cornerstone Strategy LLC Founder & CEO 10年以上にわたり業界横断で組織・人材領域の変革に携わり、人事戦略策定、育成体系構築、組織文化変革、DX推進、働き方改革、人事制度改定など、多岐にわたるプロジェクトを主導。アクセンチュア、デロイトトーマツコンサルティング、JDSCを経て、2022年に配偶者の海外転勤を機に渡米し、キャリアブレイクを経験。育児・家事に専念するとともに、自身のキャリアに向き合う中で、組織・人材変革の経験を活かして日本企業をサポートしたいという強い想いが芽生え、2024年にCornerstone Strategy LLC(米国・ニュージャージー州)を設立。”Japan to the World”をパーパスに、在米日本企業や米国進出を目指す日本企業の米国事業における戦略的パートナーとして、経営者や人事リーダーに寄り添い、コーチングとコンサルティングを融合させた独自のハイブリッドアプローチで戦略的な組織・人材開発支援を提供。

目次本記事の内容

  1. 「アジャイル思考」とは
  2. 「アジャイル思考」を活用するメリットとデメリット
  3. 「アジャイル思考」を組織に浸透させるステップ
  4. 「アジャイル思考」導入の失敗・改善例
  5. 編集後記

「アジャイル思考」とは

──「アジャイル思考」の概要について教えてください。似た言葉である『デザイン思考』との違いも含めて教えてください。

「アジャイル思考」とは、短期間ですばやく試行錯誤を重ねながら継続的な改善を行う思考法のことです。変化の激しい環境に迅速に適応することを目的とした考え方であり、現在ではビジネスや組織運営にも応用されています。

この「アジャイル思考」は、システム開発手法の『アジャイル開発』が語源となっています。このアジャイル開発のメリットは、開発途中で起こるさまざまな変動的要素に迅速かつ柔軟に対応することにより、開発スピードを維持しながら仕様変更・修正などにも柔軟に対応できる点にあります。ただし、全体のスケジュールやコストが見えづらいこと、対応メンバーのスキルやコミュニケーション次第ではパフォーマンスが下がってしまうなどのデメリットもあります。

なお、開発の要件定義~テスト・リリースまでの一連の流れを予め定めた計画の通りに進めていく開発手法『ウォーターフォール開発』と言い、これはアジャイル開発の対義的な開発手法にあたります。今でもウォーターフォールでシステム開発を行うことはありますが、近年は変動的要素への柔軟な対応が重視されることからアジャイル開発を採用するケースが増えています。

「アジャイル思考」はシステム開発手法から派生した思考法で、近年では組織運営や人材育成の領域などのシステム開発以外の場面でも大きな注目を集めています。変化の激しいビジネス環境では、予想外の事態や急激な変化が起きても、迅速かつ柔軟に対応できる組織こそが強みを発揮します。「アジャイル思考」を社内に浸透させることで、従業員一人ひとりが状況に応じた最適な判断を下せるようになり、結果として組織全体の即応力が高まるのです。


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