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「ライフキャリアレインボー」で従業員の“人生”からキャリアを捉えて支援する方法とは

公開日2025/11/26 更新日2025/11/25 ブックマーク数
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「ライフキャリアレインボー」で従業員の“人生”からキャリアを捉えて支援する方法とは

働き方が多様化する中、ライフキャリア(キャリアを仕事だけでなく家庭や地域社会なども含めて考える)の概念を従業員のキャリア支援に取り入れる動きが広がっています。そのライフキャリアを考える手法に「ライフキャリアレインボー」という考え方があります。

今回は、ライフステージに応じたキャリア開発経験を豊富に持つ吉本 明加さんに、「ライフキャリアレインボー」の考え方・構成から人材育成への活用方法に至るまでお話を伺いました。

<プロフィール>
吉本 明加/法人代表
社外取締役・顧問・社外CHROとしてパラレルキャリアを体現しながら、各社の人事全般を支援。大学において学部招聘教授としてキャリアに関する授業、7,000人以上のキャリア相談から開発したタイムデザインして理想を叶えるタイムノート(商標登録済)講座を開講。女性従業員向け社外メンター対応。
得意分野:DEI経営推進、両立支援、女性活躍・管理職登用支援、ライフステージに応じたキャリア開発を通じた持続的に成果を上げる人材育成など。

目次本記事の内容

  1. 「ライフキャリアレインボー」とは
  2. 「ライフキャリアレインボー」の構成と作り方
  3. 「ライフキャリアレインボー」を人材育成に活用する意義
  4. 「ライフキャリアレインボー」の具体的な活用方法
  5.  編集後記

「ライフキャリアレインボー」とは

──「ライフキャリアレインボー」とはどのような理論でしょうか?

「ライフキャリアレインボー」の解説に入る前に、『ライフキャリア』について説明します。

『ライフキャリア』とは、キャリアを単なる職場における昇進の積み重ねなどとして狭く捉えるのではなく、人生全体を通じて果たす多様な役割や経験の総体として理解する考え方です。仕事だけでなく、家庭人・親・地域社会の人といった役割すべてが個人のキャリアを形づくります。この『ライフキャリア』の視点では、仕事とプライベートを切り分けず、限られた時間の中で複数の役割をどう調整し、どのように設計するかがキャリア形成上の鍵となります。『どうありたいか』の理想に向け、役割調整の際に意思決定するプロセスこそがライフキャリアの核心です。人生の各段階に応じてバランスを図りながら、自己実現を追求することが重視されます。

この『ライフキャリア』を考えるための手法が「ライフキャリアレインボー」です。人のキャリアを『仕事』に限定せず、人生全体の中で多様な役割を果たしながら形成されていくプロセスとして捉える枠組みであり、1950年代にこの理論を提唱したアメリカのキャリア心理学者ドナルド・E・スーパーは、キャリアを『ライフ・スパン(生涯発達)』と『ライフ・スペース(人生における役割空間)』の2つの視点で説明しています。


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