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納会と忘年会の違いは?意味や目的、企業担当者が押さえておくべき準備ポイントを解説!

公開日2025/12/26 更新日2025/12/22 ブックマーク数
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納会と忘年会の違いは?意味や目的、企業担当者が押さえておくべき準備ポイントを解説!

年末が近づくと、多くの企業で「納会」や「忘年会」の予定を立てる時期になります。
どちらも一年の締めくくりとして行われる行事ですが、実はその目的や性格は大きく異なります。

本記事では、納会と忘年会の意味の違いをはじめ、企業における実施目的や、幹事が押さえておきたい準備のポイントまでを詳しく解説します。

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[ 目次 ]

忘年会とは?

「年を忘れる会」という言葉には、今年一年の苦労を忘れ、新たな年を清々しく迎えようという思いが込められています。
忘年会は、江戸時代の武士や町人の風習に由来し、明治以降に企業文化として広がりました。

現代では、単なる飲み会ではなく、チームや組織の一体感を高める場として、重要な役割を果たしています。

会社における忘年会の目的

企業が忘年会を開催する主な目的は、次のとおりです。

  • モチベーション向上・チームビルディング:業務の枠を超えて交流することで、社員同士の信頼関係が深まります。
  • 部署間・上下関係の壁をなくす:普段接点の少ない社員が交流するきっかけになります。
  • 顧客・取引先との懇親:営業職や管理職では、社外パートナーを招く「合同忘年会」を開くケースもあります。

開催時期・場所の傾向

忘年会は12月第2週から第3週にかけてピークを迎え、この期間に開催されることが多い傾向があります。
一方で、繁忙期を避けて時期をずらす企業も見られます。

会場は、居酒屋やホテルの宴会場、レストランなどの社外開催が主流です。
近年では、オンライン懇親会形式や昼間に実施する「ランチ忘年会」など、多様なスタイルも増えています。
コロナ禍をきっかけに開催方法が多様化し、オンライン形式やランチ忘年会を導入する企業も見られるようになりました。

納会とは?意味と目的

「納会」とは、「納める会」、すなわち一年の仕事を締めくくるために行われる社内行事です。
「納める」という言葉には「終える」「完結する」という意味があり、納会は業務面における一区切りをつけることを目的として実施されます。

本来の性格は飲み会ではなく、一年の業務を総括し、次年度に向けて気持ちを整えるための締めの式典として位置づけられています。
多くの企業では、年末の最終営業日(通常は12月26日~29日頃)に実施され、社員が集まって事業報告や経営層の挨拶が行われるケースが一般的です。

会社での納会の目的

企業が納会を実施する主な目的は、次のとおりです。

  • 一年の成果や課題を総括し、組織全体で共有する。
  • 社長や役員による挨拶・感謝の表明。
  • 優秀社員・功労者の表彰を通じたモチベーション向上。

飲食を伴う場合もありますが、主眼はあくまで業務の「締め」にあります。
静かに一年を振り返り、新たなスタートに備える場といえるでしょう。

開催時期・場所の傾向

納会は社内会議室や食堂などで開催するのが一般的です。
形式は企業によってさまざまで、会議の延長として行う場合から、軽食付きで和やかに締めくくる場合まであります。

納会と忘年会の違い

年末になるとよく聞く「納会」と「忘年会」。
どちらも一年の締めくくりに行われますが、その目的や雰囲気は大きく異なります。
ここでは、業務面での区切りを意識する「納会」と、社員同士の交流を目的とする「忘年会」の違いを、内容・会場・タイミングなどの観点から整理します。

目的・参加者・内容の違い

同じ年末行事でも、納会と忘年会は目的や参加者層、内容に明確な違いがあります。
納会は一年の仕事を総括するフォーマルな場であり、忘年会は社員同士の交流を深めるカジュアルな懇親の場です。

ここでは両者の違いを比較表でわかりやすく整理します。

項目 納会 忘年会
目的 業務の締めくくり・総括 一年の労をねぎらう懇親
実施日 業務最終日 年末(勤務日または休日)
会場 社内開催が多い 社外会場(飲食店など)
内容 上層部挨拶・表彰・総括 飲食・ゲーム・交流中心
雰囲気 フォーマル カジュアル

納会は「業務の整理・報告・感謝」が中心であり、忘年会は「精神的なリフレッシュ」が目的です。
両者を混同すると本来の意義が薄れるため、会社としての開催目的を明確にすることが重要です。

企業で実施すべきはどちらか?

実際には「午後に納会、夜に忘年会」という二部構成を採用する企業も増えています。
リモート勤務が定着した今、全員参加を重視する企業では納会をオンラインで実施し、その後希望者による少人数忘年会を行う形もあります。

また、忘年会開催にあたっては飲酒強制やハラスメント防止などコンプライアンス面への配慮も欠かせません。
管理部門はあくまで「任意参加」「安心して楽しめる環境」の整備を意識しましょう。

納会・忘年会を企画する幹事の準備ポイント

納会や忘年会の成功は、幹事の段取りにかかっています。
目的の整理から会場選定、案内・出欠管理、当日の進行まで、押さえるべきポイントは多岐にわたります。
ここでは、企画前の確認事項や準備の流れ、当日の進行例まで、実務担当者が知っておくべき基本をまとめます。

企画前に確認すべき3項目

行事を企画する際は、次の3つを明確にしておくことが重要です。

  • 趣旨の確認:締めの場なのか、懇親目的なのか、あるいは両方か。
  • スケジュールと場所:社内開催か社外開催か、勤務時間内か勤務後か。
  • 参加対象の決定:全社員を対象とするか、部署単位・希望制にするか。

ここを曖昧にすると準備が進まないだけでなく、当日のトラブルや不公平感の原因になります。

開催準備の流れ

開催までの基本ステップは以下の通りです。

  • 日程と会場の決定(社内会議室・外部店舗など)
  • 案内メール・出欠確認フォームの発信
  • 出欠状況に応じた席配置・予算調整
  • 必要物品(マイク、プロジェクター、飲料など)の手配
  • 当日の進行表・挨拶順序の作成

社内開催の場合は備品や軽食の手配が中心ですが、社外開催では経費処理や会計処理にも注意が必要です。
領収書管理・費用区分(交際費・福利厚生費)を明確にしておきましょう。

納会当日のスケジュール例

社内開催の場合

  • 社長挨拶
  • 一年の振り返り(各部署報告)
  • 表彰・感謝状授与
  • 締めの言葉
  • 軽食を囲みながら歓談

社外開催(二部構成)の場合

  • 第1部:納会(公式行事)
  • 第2部:忘年会(懇親行事)

このように区切ることで、社内行事と懇親会のメリハリがつき、社員も安心して参加できます。

納会・忘年会に関するFAQ

Q:「納会」の別の言い方は?

「仕事納めの会」「業務納め式」が一般的な言い換えです。
よりフォーマルにしたい場合は「年末総会」とすることもあります。

Q:「忘年会」の別の言い方は?

「年末懇親会」「一年納めの会」などが代替表現です。
社外の取引先を招く場合は「感謝の集い」とすることでビジネス色を和らげられます。

Q:納会をやる意味は?

社員全員が一年の成果を共有し、新年度に向けて気持ちをリセットする効果があります。
企業文化の一体感を高めるうえでも有意義です。

Q:忘年会とは何ですか?

一年間の労をねぎらい、社内外の人間関係を深める文化的行事です。
仕事から一歩離れることで、翌年の活力につながります。

まとめ

納会は「業務の締め」、忘年会は「労をねぎらう懇親の場」。
このように目的が異なるため、混同せず会社ごとに最適な形を選ぶことが大切です。
管理部門や総務担当者としては、企業文化・勤務形態・社員の多様性を踏まえた柔軟な運営を意識しましょう。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。

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