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『自分を知りつつも、分野を限定しないスタンスを大事に』 CFOインタビュー 株式会社SmartHR - 玉木諒氏

公開日2019/10/24 更新日2020/01/07
『自分を知りつつも、分野を限定しないスタンスを大事に』 CFOインタビュー 株式会社SmartHR - 玉木諒氏

「社会の非合理を、ハックする」をミッションに掲げて、多くの人が形骸化したやり方や仕組みを受け入れているなか、とりわけその傾向が強い「労働」にまつわる分野、人事労務の業務をシンプルにするサービスを世の中に届け、現在、その領域を超えて、働くすべての人を後押しするプラットフォームへと拡大を続けている株式会社SmartHR。今回は、CFOの玉木諒氏にお話を伺いました。


就職前に考える時間を取り、資格を取ってから社会へ。

― 最初のキャリアは、あらた監査法人へ行かれていますが、ご出身は京都大学の文学部ですよね。公認会計士を目指して、監査法人に入所されたのには、どういった経緯があったのでしょうか?

そこ、不思議に思いますよね。文学部ではあったのですが、自分の興味は別として、得意か不得意かでいうと、もともと理数系の方が得意でした。大学3~4年の就職活動中に、このまま就職してしまってよいのかなとちょっと疑問を感じることがあって、当時の教授に相談したら「国立だと休学しても授業料がかからないし、休んで考えてみてもいいんじゃない?」と言われて(笑)休学して考える時間を持ったんです。

その時感じていた疑問というのは、そんなに早くにやりたいこととか自分に合うこととか分からないし、やりながら試行錯誤していくなかで見定めていくものなのじゃないかなと思って。それで考える時間を持ったときに、数字は割と得意だったなと思って会計士の専門学校の説明会に足を運んでみた、というのがきっかけでした。

最初のキャリアは監査法人

― なるほど。それから、一旦公認会計士にキャリアを定めたわけですね。
そのまま監査法人に入所されますが、このとき他の選択肢はありましたか?

そうですね、他にもありました。当時は売り手市場で、ちょうどJ-SOXや四半期レビューが始まるなど色々な制度の変わり目だったので、どの監査法人も人を積極採用をしていた時期でした。なのでほぼその流れにのって就職しました。


― 仕事内容は、どういったものでしたか?

3年半ほど在籍して、国内の上場企業の監査と、外資系企業の日本子会社のリファードワーク(親会社へレポートを送る際の監査業務)も行っていました。特にこれといった特徴的な何かがあるというよりは、会計士として監査法人に入って、会計士の基礎固めになるようなキャリアをしっかりと積ませてもらった感じです


震災がキャリアの方向性を決める転機となる

― 次は、山田ビジネスコンサルティング株式会社へ入社されていますが、こちらの会社を選んだ経緯は何だったのですか?

当時、実はMS-Japanさんに相談して紹介してもらって山田ビジネスコンサルティングに転職しました。背景として、当時は2011年、東日本大震災の年だったんですね。私の実家も仙台なので、被災しました。地震の被害自体ももちろん大変でしたけど、東京にいても、社会の雰囲気的に自粛ムードであったり、後ろ向きな空気が漂っている時期だったかなと思うんです。

そういう時に、自分が仕事を通してどういう貢献が出来るのか、みたいなことを考えたときに、当時のちょっと暗くなっている社会の雰囲気を少しでも明るくするような仕事がしたいなと思ったんです。そんなことを当時の担当のエージェントさんに相談していたら、あてはまりそうな求人をたくさん紹介してくれて、その中で縁のあった、山田ビジネスコンサルティングに入社することになりました。ここでは、財務の知識を軸に、監査法人のときとも違う、クライアントにより入り込む経験をすることが出来ました。
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