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大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種は?

公開日2020/01/07 更新日2020/01/08
大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種は?

リスクモンスター株式会社が実施している「第5回 大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング調査」の結果が発表されました。今年は、どの企業・業種が選ばれたのでしょうか?

5年連続1位となったのは地方公務員

大学1、2年生が選んだ、就職したいと思う企業・業種は、5回連続で地方公務員が1位を獲得しました。

また、国家公務員は、前回は3位にランクを落としましたが、今回の調査で2位の座を奪還し、やはり、根強い公務員人気を物語る結果となりました。

希望する公務員の内訳を見ていくと、市役所勤務やその他行政職(地方公務員)が12.5%で1位、2位は11.7%の国家公務員、次いで県庁勤務(6.2%)、中央省庁勤務(5.5%)、小中校教員・保育士(5.2%)、裁判官・裁判所職員(2.3%)、公的医療機関(2.2%)と続いています。

地方公務員が1位を獲得した理由は、「安定している」、「地元に貢献したい」、「転勤がない」で、2位の「国家公務員」は、「安定している」、「国に貢献したい」などです。

人気上昇が目立つのはIT関連企業

では、ランキングのベスト10を見ていきましょう。

【第5回 大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング】

1位地方公務員(公務)
2位国家公務員(公務)
3位Google(情報サービス業)
4位Amazon(無店舗小売業)
5位LINE(インターネット付随サービス業)
6位ソニー(電気機器製造業)
7位明治(食料品製造業)
8位Apple(電気機器製造業)
9位日本赤十字社(医療業)
全日本空輸(航空運輸業)
日本航空(航空運輸業)

民間企業でのトップは3位のGoogleで、前回4位から順位を上げています。続く4位のAmazonもランクを1つ上げ、5位のLINEは前回の30位から大幅なランクアップとなっています。

Googleは、「IT業界の一流企業」「自由な社風と先端な技術」、Amazonは「大手でいつも利用している」、LINEは「雰囲気が楽しそう」というのが、上位にランクインした理由のようです。

全体的にIT関連企業の人気が上昇していますが、学生にとっては、スマートフォンなどが日常生活には欠かせないツールとなっているだけに、馴染みやすいのかもしれません。

一方、国内企業では、ベスト10入りしたのは食料品製造業では7位の明治ですが、14位に味の素、15位に日清食品と、こちらも学生の人気が高い代表的な企業といえるでしょう。

また、電気機器製造業ではソニー(6位)、パナソニック(18位)、自動車製造業のトヨタ自動車(15位)などの大手製造業、全日空、日本航空の航空業界も根強い人気を保っているようです。

2人に1人が民間企業、3人に1人が公務員志望

就職先を決める上で、無視できないのが給与についてです。調査では、約3分の1の学生は、平均年収(441万円)程度の「400万円以上600万円未満」の安定した収入を希望しているようですが、約5分の1の学生は「1,000 万円以上」の高収入を得たいと考えていることも明らかになりました。

IT企業の人気が高い理由には、高収入が得られる可能性があることも影響しているのではないでしょうか。

大学1、2年生の2人に1人が民間企業、3人に1人が公務員志望ということですが、これが3、4年生になり、社会人となる現実が近づくに連れ、どのように変化していくのかも気になるところです。

まとめ

2020年春予定の大学生の求人倍率は1.83倍と、依然として売手市場のようです。企業の将来を左右するような優秀な学生に入社してもらうためには、採用担当者は人気ランキング上位企業の戦略などを分析し、学生に自社の魅力をアピールしていくことも必要ではないでしょうか。

関連記事:SNSデータから見る “学生の関心を集める企業”とは?

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