公開日 /-create_datetime-/
2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)は年末年始休業のため、お問合せなどのご連絡は1月5日(月)以降になります。ご了承くださいませ。

平成26年4月に実施された第6回税理士実態調査報告書(日本税理士会連合会)によると、税理士にとって、最大の顧客層は中小企業です。
中小企業の経営者の多くは、第一に税務申告を委託することを目的として税理士と契約しています。逆にいうと、税務申告以外のことはあまり期待せず、決算期だけのつきあいと割り切っている経営者もいます。
会社の状況や契約内容によっては、経理業務の支援などで税理士が定期的に訪問している場合もありますが、前述のように税務申告だけというケースではメールや電話のやりとりが中心で、年に1、2回しか顔を合わせる機会がないということもありえます。
しかし、経営難や後継者不足などの理由もあって中小企業の絶対数はじわじわと減少しています。さらに、中小企業や自営業者をターゲットとするクラウド会計などの会計業務や税務申告を支援する格安のサービスが登場する昨今、顧客層の縮小に対する危機感を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
中小企業が税理士に税務を依頼する場合、その都度契約を行う「スポット契約」と継続的な契約を結ぶ「顧問契約」とがあります。
スポット契約とは、確定申告の時など特定の時期のみ税理士と結ぶ契約のことです。
一方、顧問契約とはいつでも税務相談を行える契約を結ぶことで、顧問契約を結んだ税理士は「顧問税理士」と呼ばれます。
税務というと12月や3月など特定の時期にのみ繁忙するイメージがありますが、中小企業において、時期に関係なく活動する顧問税理士が果たす役割は大きいです。
まず、顧問税理士がいることで、経営者は日常的に直面する税務に関する問題や悩みをいつでも相談することができます。
一度顧問契約を結べば、日常業務で発生する相談などはいちいち支払いをしなくても随時対応してくれるので、経営者にとっては心強いです。
特に小規模企業の場合、社内の会計・税務部門が充実しておらず、さらに経営者自身も税法に詳しくないことが多いため、顧問税理士が果たす役割はより大きくなるでしょう。
さらに、節税という点でも顧問税理士が果たす役割は大きいです。
経営体力に乏しい中小企業にとって、節税対策を行うことは企業の存続上重要です。
節税は決算期直前になって対策を始めても間に合いません。
中小企業としては、顧問税理士の助言を受けながら1年間を通して節税に取り組む必要があるわけです。
記事提供元
管理部門の転職ならMS-Japan
転職するなら管理部門・士業特化型エージェントNo.1のMS-Japan。経理・財務、人事・総務、法務、会計事務所・監査法人、税理士、公認会計士、弁護士の大手・IPO準備企業の優良な転職・求人情報を多数掲載。転職のノウハウやMS-Japan限定の非公開求人も。東京・横浜・名古屋・大阪で転職相談会を実施中。

管理部門の転職ならMS-Japan
転職するなら管理部門・士業特化型エージェントNo.1のMS-Japan。経理・財務、人事・総務、法務、会計事務所・監査法人、税理士、公認会計士、弁護士の大手・IPO準備企業の優良な転職・求人情報を多数掲載。転職のノウハウやMS-Japan限定の非公開求人も。東京・横浜・名古屋・大阪で転職相談会を実施中。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
1月の提出期限に間に合わせる!支払調書作成効率化の最適解とは?
令和7年度 税制改正のポイント
新型コロナウィルス問題と見直しておきたい契約条項
家賃補助と社宅・社員寮、自社に最適な住宅補助制度の選び方
労働契約と業務委託契約の違いとは?契約書に記載すべき重要ポイントを解説
旬刊『経理情報』2025年12月20日特大号(通巻No.1763)情報ダイジェスト/金融
非課税と不課税、免税の違いは?経理が迷いやすい課税区分をわかりやすく整理
「2026年の年賀状」 企業の6割超が「出さない」 年賀状に込める気持ちは、「関係維持」や「敬意」など
簿記1級はやめとけと言われる理由|勉強時間と取得メリットを解説
年末調整の“提出漏れ・控除証明書ミス”を防ぐチェックリスト
生成AI時代の新しい職場環境づくり
債権管理・入金消込効率化『Victory-ONE/G4』導入事例 ~入金消込の効率が飛躍的にアップ! ティーペック株式会社~
Web請求書の導入にあたり費用対効果を高める方法、お伝えします!
契約書作成の際に必ず押さえておきたい8つのポイント
「チェックリスト付き」電子契約サービスの失敗しない選び方
意外と間違えやすい「精算」と「清算」|意味や使い方の違いを分かりやすく解説!
賃上げ、何から始める? 補助金・税制・相談窓口など、中小企業庁の支援策をまとめた情報サイト
「企業間取引の“ムダ”をDXで断つ」――インフォマートが描く、業務改革の次なる進化とは
簿記2級で転職は有利になる?簿記2級で狙える年収や経理以外の転職先も紹介!
税理士がM&A業界へ転職するには?必要スキルとキャリアチェンジの方法(前編)
公開日 /-create_datetime-/