公開日 /-create_datetime-/
「人生100年」という言葉が頻繁に使われている現在、若い世代の方はまだイメージし難いかもしれませんが、40代50代の方であれば定年を軸にした次の人生プランを考えるかと思います。
現在は日本のみならず全世界で「男女共に長く働くこと」への意識が高まっています。各国で定年への考え方や制度の背景は異なりますが、定年制度を岐路に一度は終わろうとしていたビジネス人生も次の時代は継続化することが着実に進められています。
これまでの歴史とは違う変化に対して不安になる方もきっと多いはずです。第二のキャリア(人生)を考えるためにも、まずは現状を知ることは大切です。そして現状を理解するためには今までの歴史を知ることが一番の近道かと思います。
今回は日本の定年制度の過去から現在への移行を簡単にまとめていきたいと思います。そして皆様の定年後の人生プラン検討に少しでもお役に立てればと願っています。
【昭和初期】55歳定年がスタート
終身雇用、年功序列がうたわれていた期間が日本は圧倒的に長かったですね。
しかし平均寿命の上昇(「1950年」男性約58歳・女性約61歳→「1970年」男性69歳・女性74歳にアップ)、団塊世代の大量引退が未来に見え始めたと同時に出生数の減少、といった社会問題が顕在化してきます。
⇓「総労働力人口減少」を解消するために
【1980年代】55歳から60歳定年に引き上げ(努力義務化)
⇓さらに少子高齢化は進むため次の施策として
【1990年】:定年後再雇用を義務化
【1998年】60歳定年
【2000年】65歳までの雇用確保措置(努力義務化)
【2006年】65歳までの雇用確保措置(義務化)
※この段階で「継続雇用制度の導入」か「定年を65歳に設定する」か「定年制の廃止」のいずれかを雇用者側は選択しなければいけなくなり、結果としてこの時から65歳定年は存在していました。
※上記定年の年齢変更にともない、年金受給が可能な年齢も引き上げられています(本項では年金については割愛します)。
【2013年】65歳までの継続雇用を企業に義務化(対象:全希望者)
このように努力化→義務化が短期間で繰り返し起きたのが平成です。それだけ日本では少子高齢化にともなう労働人口減少問題は深刻だということです。つまり、人口が不足していることは明らかであり、働きたい方に向けた制度改革は今後も起きると考えた方が上記歴史から伺えるかと思います。
記事提供元
管理部門の転職ならMS-Japan
転職するなら管理部門・士業特化型エージェントNo.1のMS-Japan。経理・財務、人事・総務、法務、会計事務所・監査法人、税理士、公認会計士、弁護士の大手・IPO準備企業の優良な転職・求人情報を多数掲載。転職のノウハウやMS-Japan限定の非公開求人も。東京・横浜・名古屋・大阪で転職相談会を実施中。
管理部門の転職ならMS-Japan
転職するなら管理部門・士業特化型エージェントNo.1のMS-Japan。経理・財務、人事・総務、法務、会計事務所・監査法人、税理士、公認会計士、弁護士の大手・IPO準備企業の優良な転職・求人情報を多数掲載。転職のノウハウやMS-Japan限定の非公開求人も。東京・横浜・名古屋・大阪で転職相談会を実施中。
経理・人事・法務のスキルと年収相関の完全ガイド【MS-Japan】
請求書の印刷・封入作業をゼロに!電子請求書発行システム「楽楽明細」導入事例集
契約書のリーガルチェックの重要性と6つのチェックポイント
社員と会社の両方が幸せになる生活サポートとは?
【郵便料金値上げ対策にも!】失敗しない!請求書電子化の3つのポイント
勘定科目とは?科目一覧を詳しく解説
好ましい組織文化とは
決算書とは?書き方や見方
上場企業の「早期退職募集」が前年比2倍に急増――パナソニックHDなど黒字・大手にも構造改革の波
ストックオプションとは?メリットやデメリット、具体的な取り組み事例やポイントを紹介
Web請求書の導入にあたり費用対効果を高める方法、お伝えします!
サーベイツールを徹底比較!
契約書チェック(契約審査)の重要性とチェックを行う際のポイント
株式譲渡契約書とは?記載事項や作成時の注意点について解説!
人事給与業務のアウトソーシング導入を検討される方向け「はじめてのBPO活用ガイド」
2025年5月の「負債1,000万円未満」倒産42件 1-5月は月平均40.2件で、小康状態が続く
【社労士解説】みなし残業制の上限や注意点を判例とともにわかりやすく紹介
テレワークでよくある課題とは?解決のための対策も紹介
健康関連総コストの約8割を占める、プレゼンティーズムとは?人事労務が取り組むべき4つの対策とは?
アブセンティーズムとは?プレゼンティーズムとの違いや測定方法と施策
公開日 /-create_datetime-/