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受験年齢は若い方が合格しやすいといわれている公認会計士試験ですが、実際に合格している人は何歳くらいの方が多いのでしょうか。
ここでは合格者の平均年齢、年代別の合格者の割合について詳しく解説していきます。
平成30年度公認会計士試験の平均年齢は25.0歳で、最高年齢は55歳、最低年齢は18歳となっています。
公認会計士試験は年齢に関係なく受験できますが、受験しているのはやはり若い世代が多いのが実情です。
若者の受験が多い理由としては、未婚で自分の時間を取りやすい若いうちに取得を考える人が多いということが挙げられます。
弁護士資格も同様ですが、資格取得には長時間の勉強が必要ですので、家庭のことや結婚、出産などに時間を取られないうちに取得しようとする人が多いのでしょう。
また、公認会計士試験は筆記試験に合格しても、すぐに有資格者として仕事を開始できるわけではありません。
監査法人や会計専門の企業において、2年以上の業務補助経験を積む必要があります。
さらにその後、年一回実施される「修了考査」を突破することで、ようやく公認会計士として登録できるのです。
実際に仕事を開始できるまでの期間が長いということも、少しでも年齢が若いうちに筆記試験を突破しようとする動機付けになっていると考えられます。
公認会計士試験の合格者を年代別にみてみましょう。平成30年度試験の年代別合格者数は以下の通りです。
20歳未満・・・21人
20~25歳未満・・・782人
25~30歳未満・・・295人
30~35歳未満・・・123人
35~40歳未満・・・345人
40~45歳未満・・・19人
45~50歳未満・・・6人
50~55歳未満・・・6人
55~60歳未満・・・2人
60歳以上・・・0人
合格者全体の約6割が20代です。また、願書提出者に占める合格者数の割合が最も多いのは20~25歳未満(17.1%)で、以下25~30歳未満の12.2%、20歳未満の10.0%と続きます。
これらのことより20代は合格者が多く、さらに合格率も高いということが分かります。
ただ、30代以上の合格者も皆無というわけではありません。実際に合格率も下がってはきますが、40代以上の世代でも合格者はいます。
年齢が高いという理由だけで、合格できないことはなく、諦める必要もないでしょう。
受験者の最高年齢は55歳です。中高年世代で合格を目指している人にとっては、50代の合格者がいることは励みになるのではないでしょうか。
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