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各地で桜が咲き誇り見頃を迎えているが、新型コロナウイルス感染防止を目的に、東京都は上野公園など82公園・河川敷での花見宴会の自粛を要請したことで、波紋が広がっています。
お花見シーズンともなれば、桜の名所に多くの人が詰めかけ、桜の木の下にシートを敷いての宴会が、日本独特の“お花見”という春の風物詩ですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け自粛の動きが広がっています。都立公園内のバーベキュー施設の予約受付も3月いっぱい停止しています。
もっとも、お花見の楽しみが、花より団子ならぬアルコールというグループも多く、毎年のように酔っ払いによるトラブルや、急性アルコール中毒で救急車のお世話になる人が多いことから、マナーの観点から宴会自粛の動きが、もう少し盛り上がってもいいのかもしれません。
しかし、今回の宴会自粛要請は、マナーの観点からではなく、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための自粛要請です。この自粛要請が波紋を広げているのは、酒好き・宴会好きの人の楽しみが奪われるということだけではなく、お花見による人出をアテにしていた業者の経済的損失が、あまりにも大きいことです。
たとえば、桜の名所として知られる上野恩賜公園は約400万人、千鳥ヶ淵緑道は約130万人、新宿御苑が約110万人、井の頭恩賜公園には約66万人の花見客で賑わいます。アルコール飲料を扱う小売店や、周辺の飲食店にとっても、お花見の宴会自粛は大打撃となることは明らかでしょう。ただでさえ、新型コロナウイルス感染拡大で、お花見に限らず、歓送迎会など飲み会なども激減していますから、まさにダブルパンチ、トリプルパンチです。
東京のお花見宴会自粛要請に続き、各県でも桜の開花に合わせて開催してきた“さくらまつり”の中止を発表しています。
千葉県では、亥鼻公園の「第19回千葉城さくら祭り」や松戸市の「常盤平さくらまつり」、野田市の「関宿城さくらまつり」、栄町の「栄町さくらまつり」などでも、中止が発表されました。また、富士山と五重塔を同時に楽しめることから、桜が満開となる時期の景色が世界的にも有名な山梨県富士吉田市の新倉山浅間公園の桜まつりも中止となっています。期間中には、約30軒の出店や、音楽やダンスのステージイベントも行われていましたが、今年はそれらもすべて取り止めることになっています。
さて、株式会社エアトリの「お花見」に関する調査によると、新型コロナウイルス感染症の影響で「不要不急の外出は控えている/27.9%」、「人混みはなるべく避けている/32.8%」、「気にはなるが、控えてはいない/31.1%」、「特に気にしていない/8.2%」で、過半数が外出を控えているようです。
そしてお花見については、「名所に行く予定/10.8%」、「空いているところでお花見をする予定/28.9%」「今年はお花見を控える予定/22.2%」、「検討中/38.2%」という結果です。
また、毎年お花見をしている人は34.4%、する年としない年がある人は44.8%で、日本人にとってはやはり慣れ親しまれた行事であることが伺えます。
春の風物詩として毎年楽しみにしている人も多いであろうお花見。少し残念な気持ちも来年への楽しみに変え、今年は外出自粛要請等を真摯に受け止め全員がコロナウィルス感染拡大防止に向け良識ある行動をとり、この局面を乗り越えていきましょう。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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