公開日 /-create_datetime-/

宝印刷株式会社 常務執行役員/企業成長支援部長 大村 法生氏
TOKYO PRO Marketは、2019年に過去年間最多の9社が新規上場し、総上場社数が30社を超え、存在感が大きくなってきました。当該市場の概要と、その魅力や活用法等をご紹介します。
TPMは東京証券取引所(東証)が運営するプロ投資家(※)向け市場です。一般の投資家が売買できないため、投資家向けのメディアに載るケースは少なく、これまで知名度が低い点が指摘されてきました。
※ 特定投資家(機関投資家、上場企業、資本金5億円以上の株式会社、3億円以上の金融資産を持ち証券会社へ特定投資家として申し出た個人等)と非居住者を併せて特定投資家等(プロ投資家)といいます。
一方で、TPMに上場すると「東証上場企業」として詳細な企業内容の開示を行っているため、上場前に比べ信用力が大きく向上すると評価されるようになりました。 上場企業としてふさわしい内部統制が必要であるなどの実質基準を満たさなければ上場できませんが、株主数や利益の額・企業規模等の点での形式基準はありません。 また、上場時の審査及び上場後の管理業務を「J-Adviser」と呼ぶ機関が行うアドバイザー制度を採用している点に特徴があります。
TPM上場の際にファイナンスを行って資金を調達するケースもわずかにありましたが、プロ投資家向けの市場であり流動性が非常に少ないため、 資金調達や既存株主の資金回収を目的とした上場は困難な状況です。また、監査法人への監査報酬、J-Adviserへの報酬など、非上場の時と比べコストが上昇します。
それでは何故、どのようなメリットを感じてTPM上場を目指す企業が増加しているのでしょうか。大きく分けると以下の4つのメリット(活用法)が考えられます。
記事提供元
クラウド会計なら勘定奉行のOBC
56万社の豊富な導入実績に加え、過去5年、IPO実現企業の半数以上がご採用。
法改正など業務ご担当者が知っておくべき情報も全国セミナーでタイムリーにご
提供。業務標準化、生産性向上は奉行シリーズにおまかせあれ!
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
フランチャイズ契約を締結する前にチェックすべきポイントとは(加盟店の立場から)
経理業務におけるスキャン代行活用事例
健康経営の第一歩! 健診受診率100%を達成するコツ一覧
顧問契約書/コンサルティング契約書の作成で気を付けておくべき事
債権管理・入金消込効率化『Victory-ONE/G4』導入事例 ~入金消込の効率が飛躍的にアップ! ティーペック株式会社~
弁護士が会社法を武器にするには?実務・キャリア・転職市場での評価ポイント(前編)
社員が出演する採用コンセプトムービー 製造業に対する「3K」のマイナスイメージ払拭を狙う
転勤はキャリアアップから離職要因へ?2025年企業調査で見えた働き方の変化
2023年施行から1年、広がるデジタルインボイス活用の実例と導入メリット【ランスタセッション紹介】
請求明細書とは?請求書との違いや作成方法、注意点を解説
Web請求書の導入にあたり費用対効果を高める方法、お伝えします!
債権管理・入金消込効率化『V-ONEクラウド』導入事例 ~午前中いっぱい掛かっていた消込作業がわずか数分で完了! アデコ株式会社~
事業用不動産のコスト削減ガイド
経理・人事・法務のスキルと年収相関の完全ガイド【MS-Japan】
契約書作成の際に必ず押さえておきたい8つのポイント
M&Aが本格化、大企業の24.1%が「買収を検討」 仲介業者からのアプローチは、企業の8割超が経験
法改正への準備と対応
「チーミング」が効果的に働き進化しつづける組織の作り方
【2025年最新版】決算書の作り方完全ガイド|経理担当者がやるべきことを5ステップで徹底解説
東証プライム企業の人的資本調査で多様性進展 DX・健康経営推進企業で格差が縮小傾向
公開日 /-create_datetime-/