詳細はこちら
サービスロゴ

学ぶ

Learn

サービスロゴ

もらえる!

Present!

入社した会社が「ブラック企業かも」と感じた新入社員は3割強!

公開日2018/06/21 更新日2018/06/21

マクロミルが毎年実施している「新社会人の意識調査」の中に、気になる項目を見つけた。それは、就職先へのイメージで、入社前と「ギャップがあった」と答えた人が44%と、およそ半数近くがギャップを感じていることである。

ギャップの内容で最も多かったのが「残業が多い」だが、注目すべきは、就職先が「ブラック企業ではないかと感じたことがある」というのが31%(男性25%、女性36%)と、2017年に続き2年連続で3割超となっていることだ。

気になるのが、今年の新入社員たちは、どのようなところを「ブラック企業ではないか」と感じたかである。

  • 教職員の仕事に残業代が出ないのはおかしい。(女性、公務員)
  • 定時前勤務が当然となっており、それが求められている。当然のごとく超過勤務扱いにはならない。(男性、公務員)
  • 仕事が忙しそうで、ランチタイムにも仕事をしている先輩をよく見る。(男性、会社員)
  • 給料や評価など社長の独断と偏見で評価が決まったりするため、一定した給料が入らない。(男性、会社員)
  • 忌引きの交代が見つからず、出勤している人を見たとき。(女性、会社員)
  • ネット検索でブラック企業と書かれた検索結果が出てくる。(女性、会社員)
  • 持ち帰りの仕事がある。(女性、会社員)
  • 休日も少なく、任される仕事量も大変な量であることを知ったとき。(女性、会社員)
  • 有給は絶対とるなという空気があるから休みづらい。(女性、会社員)
  • 入社前に拘束時間8時間と言っていたが、実際には12時間で休憩が15分。残業代はなかった。(女性、会社員)
  • 残業代が出ない。自己研鑽教材を強制的に購入させられた。(男性、会社員)
  • お給料が記載と違った。サービス残業が多い。(女性、会社員)
  • 定時後の2時間の会議に残業手当が出ない。圧倒的な人員不足にもかかわらず新事業を進めるため、先輩方の仕事量が多すぎる。(女性、会社員)

(自由記述式回答から抜粋)

この調査は、2018年4月に新社会人となった、全国の22~25歳の会社員・公務員(マクロミルモニタ会員)に対して実施(今年で11年目)しているものだ。
人手不足が深刻な今、新入社員が感じる就職先のイメージとのギャップは、遅かれ早かれ人材流出につながるおそれも否定できず、管理者にとっては看過できない結果といえそうだ。
彼らが今の会社に見切りをつけ転職活動を始めてしまう前に、こうしたギャップが生じていないか確認し、しっかりとフォローしておいたほうが良いかもしれない。

ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

関連ニュース

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報