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ふるさと納税に関する調査結果 寄附経験者は意外と少ない!? 返礼品人気No.1は?

公開日2020/09/16 更新日2021/12/16

ふるさと納税をめぐる裁判で国に勝訴した大阪府泉佐野市が、今年(2020年)7月30日から返礼品の提供を再開して話題になった。ふるさと納税は、返礼品が寄付額の30%という規制が入り、かつてのような豪華な返礼品は見かけなくなったが、今でも有効的な節税対策だ。

そこで「マネジー」では読者を対象に、ふるさと納税についてのアンケート調査を行った。本記事では、その結果をご紹介しよう。

※調査概要
「マネジー」ふるさと納税に関する読者アンケート
調査期間:2020年9月4日~9月11日
有効回答数:755人
調査方法:インターネットによる任意回答

※四捨五入により、合計が100%にならない場合がございます。

ふるさと納税で寄附したことがある人は約半数

1番目の質問は、「ふるさと納税をしたことがありますか?」。ふるさと納税自体は知名度が高いが、実際に活用している人はどの程度いるのだろうか。結果は以下のとおりになった。

・したことがある…49.7%

・制度は知っているが、したことがない…47.2%

・どのような制度か分からない…3.2%

アンケートの結果は、寄附したことがある人とない人がほぼ同じ割合だった。基本的に「ふるさと納税=お得」なので、したことがない人が半数もいるのは“意外と少ない”と感じるのではないだろうか。

しかし、ふるさと納税の目的は、“寄附”と併せて“節税対策”でもある。所得税・住民税が非課税の場合は、ふるさと納税制度が適用されないため、なかにはあえて“行わない”人もいるのだ。年収が低い人や、その年の収入が減ったり無職になったりした人は、所得税・住民税が非課税になる可能性があるため、気を付けよう。

関連記事:知らないと損をする、住民税控除の方法

「今年分は申し込み済み」はまだ4人に1人!

2番目の質問は、「2020年のふるさと納税は行いましたか?」。ふるさと納税は毎年12月31日まで申し込めるので、今年の分は期限が近づいてきているが、9月時点でどの程度の人が申し込んでいるのだろうか。

・すでに申し込みをしている…25.2%

・まだ行っていないが、これから行う予定…31.8%

・行う予定はない…43.0%

上記のとおり、これから行う予定の人が全体の3割程度いることがわかった。「忙しくて申し込みをする時間がない」という人のほか、「今年の給与収入がまだわからず、ふるさと納税額を計算しづらいため、もう少したってから行う」という人もいるようだ。特に今年は、コロナ禍で収入減になり慎重になっている人も多いだろう。また、行う予定がない人も4割以上いる。行わない人々の自由回答を見ると、

・手続きが面倒

・一時期検討したが、したいと思う気持ちがわかない

・良さそうなんだけどそのあとの手続きが面倒そう

など、手続きに対する煩わしさや不明点が多いことが理由に挙げられている。

返礼品人気No.1は「肉」 ふるさと納税で税&家計をW節約!

最後は、ふるさと納税をしたことがある人に限定して尋ねた質問「ふるさと納税の返礼品はどのようなものを選びますか?(複数回答可能)」。返礼品は最大のお楽しみで、その種類は実に多彩だ。どのようなものが人気なのだろうか?

・肉…58.1%

・魚介、海産物…41.6%

・果物、フルーツ…37.1%

・米・パン…33.9%

・酒、アルコール…17.3%

・菓子、スイーツ…16.3%

・野菜…10.4%

・飲料、ドリンク…10.1%

・雑貨、日用品…9.3%

・旅行券、チケット…9.3%

・惣菜、加工品…6.7%

・麺…5.6%

・卵、乳製品…4.0%

・調味料…2.9%

・装飾品、工芸品…2.4%

・花、観葉植物…0.5%

・美容…0.3%

最多は「肉」で、約6割の人がチョイス。以下、「魚介、海産物」「果物、フルーツ」「米・パン」と続いた。日々の食事に欠かせない食材が支持されているのがわかる。それ以外では、「酒、アルコール」「菓子、スイーツ」「野菜」などで、上位8位までは全て飲食物関連で占められた。

ふるさと納税は節税対策であると同時に、飲食物を返礼品で貰って“家計節約対策”にも貢献している。

ふるさと納税でもっと得する!おすすめワザ3選

節税や家計節約でお得なふるさと納税だが、申し込み方次第でもっとお得になることをご存知だろうか?ここでは、誰もが簡単にできる3つの方法をご紹介しよう。

ふるさと納税サイトのキャンペーンを利用する

ふるさと納税サイトでは、期間限定のお得なキャンペーンを実施していることがある。例えば、「ふるなび」と「ふるさとプレミアム」では、エントリーおよび条件を満たしたうえでサイトをとおして寄附すると、寄付額の最大5%分のAmazonギフト券コードが付与される(2020年9月30日まで)。キャンペーンはさまざまなふるさと納税サイトで随時行われているので、定期的に確認してみよう。

「楽天ふるさと納税」を利用する

楽天ユーザーなら、「楽天ふるさと納税」を利用するのが最も効率よくお得になる。代表的な以下の方法で寄附をすれば、楽天ポイントがザクザク貯まり、普段の買い物で支払いに使える。また、下記以外にもポイントが貯まるキャンペーンが行われていることがあるので、うまく使おう。

①楽天カードで支払う

②楽天市場アプリでふるさと納税を申し込む

③「毎月5と0のつく日」キャンペーンにエントリーのうえ申し込む

④「勝ったら倍」キャンペーンにエントリーのうえ申し込む

⑤「お買い物マラソン」の「ショップ買いまわり」キャンペーンを利用する

「訳あり」の返礼品を選ぶ

返礼品が食品の場合、形が不揃いなものや多少崩れてしまったものは、市場に流通しにくいため、「訳あり品」として出されていることが多い。味は通常のものと遜色ないのに、量が多くお得なことがあるので、自宅で食べるなら「訳あり品」で充分だ。生産者の応援にもなるので、チェックしてみよう。

以上が、ふるさと納税のお得な申し込み方法だ。

まとめ

ふるさと納税は、自治体への寄附や自身の節税対策、生産者応援に繋がる有意義な制度である。何より、ふるさと納税をとおして、さまざまな土地の名産品に出合えるのが魅力的だ。もし、これまでは寄附経験がなくても、条件的に制度が活用できるのであれば、今年はぜひ申し込んでみたらいかがだろうか?

【関連情報】
ふるさと納税っていいの? いまさら聞けない仕組みと節税方法を解説

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