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会社によって、働く際の服装を指定しているところもあれば自由なところもある。かつては、ビジネスパーソン=スーツ(もしくは制服)というイメージが強かったかもしれないが、近年は「オフィスカジュアル」「自由」と定めている会社が増え、服装の選択肢が幅広くなっている。
そこで「マネジー」では読者を対象に、会社の服装についてのアンケート調査を行った。本記事では、その結果をご紹介しよう。
●「マネジー」会社の服装に関する読者アンケート
調査期間:2020年8月25日~9月1日
有効回答数:880人
調査地域:全国
調査方法:インターネットによる任意回答
最初の質問は「会社の服装は指定されていますか?」。新しい職種が増え、自由度の高い会社が多くなっている現代らしい結果が出た。
・スーツ、制服…34.1%
・オフィスカジュアル…37.9%
・完全自由…24.4%
・その他…3.6%
「スーツ、制服」の会社は全体の3分の1程度。自分が着たい服を選べやすい「オフィスカジュアル」と「完全自由」の会社が多く、働く人の裁量に任されているのがわかった。
次に尋ねたのは、「理想の服装はどれですか?」。全体での集計とは別に、現在の服装別(スーツ、制服/オフィスカジュアル/完全自由)でも集計をとった。それぞれ、今の満足度が垣間見える結果となった。
・スーツ・制服…21.8%
・オフィスカジュアル…43.4%
・完全自由…32.8%
・その他…2.0%
・スーツ・制服…51.2%
・オフィスカジュアル…32.0%
・完全自由…15.5%
・その他…1.4%
・スーツ、制服…6.5%
・オフィスカジュアル…67.3%
・完全自由…25.3%
・その他…0.9%
・スーツ、制服…5.8%
・オフィスカジュアル…22.6%
・完全自由…70.7%
・その他…1.0%
アンケート回答者全体では「スーツ・制服」の人気が低かったが、現在の服装別の結果を見ると、面白いことにそれぞれ“今の服装”に満足している人が最も多いことが判明した。特に、「オフィスカジュアル」と「完全自由」の人々の満足度は高い。
ここでは、理想の服装の選んだ理由をそれぞれご紹介しよう。
「決まった服装の方が楽だから」
「公私の区別をつけたいから」
「相手に失礼な印象を与えないため」
「オフィスカジュアルは適正や不適が人によって違うので、管理する部門としては面倒」
「プロに見えるから」
「服装のルールはある程度あった方が、オフィス内の統一感がでるため」
「以前に女性だけ制服を着ている会社を訪れたとき、男性管理職の人の男女差別意識が強烈だったので、制服は絶対に嫌」
「内勤時はある程度、身体がリラックスした状態で仕事をしたい。あまりカジュアルすぎると、仕事をしている気がしないので」
「電車通勤なのでカジュアル過ぎるのも恥ずかしいので、オフィスカジュアルでちょうど良いから」
「楽なものが一番」
「自分らしさや個性でのびのびした人の方が、心や発想にゆとりがあり、生産性が高いため」
「自由な発想、自然体で仕事ができる」
「季節や仕事内容に柔軟に洋服を合わせることができるため」
上記のとおり、「スーツ、制服」が理想の人は、仕事へのけじめや対外的なことを意識している。一方、「完全自由」が理想の人は、快適さや個性を大切にしていることがわかった。そして「オフィスカジュアル」派は、この2つの中間に位置している。
最後の質問は「勤務先を選ぶ際、服装は重視しますか?」。就職・転職で、会社の服装ルールはどの程度意識しているのかを聞いてみた。
・非常に重視する…8.2%
・多少重視する…41.2%
・あまり重視しない…38.9%
・まったく重視しない…11.7%
結果は、重視する派としない派で半々だった。会社の服装に対する意識は人それぞれだが、勤務先選びに影響する人が半数いることは興味深い。なお、今回の調査はマネジーユーザー≒管理部門職種を中心とした職種に対して実施したため、エンジニアや営業など別の職種が入るとまた違った結果となるかもしれない。
いかがだろうか?
会社の服装は、外見的なイメージはもちろん、仕事へのモチベーションや効率につながる重要な要素と言える。管理部門担当者は、自社の従業員が仕事をしやすくなるために、服装のルールも常に改善していくべきかもしれない。
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