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シェアオフィス・レンタルオフィス・ワーキングスペースの概要と実際のサービス内容を紹介

公開日2021/04/15 更新日2021/04/16


企業と雇用関係のないフリーランスや起業家にとって、シェアオフィス・レンタルオフィス・ワーキングスペースは有用性の高い職場です。また、現在ではコロナ禍の中でリモートワークを推奨する企業が増えています。自宅以外の場所で仕事をしたい会社員にとっても、シェアオフィス・レンタルオフィス・ワーキングスペースは便利な作業場となるでしょう。

そこで今回は、シェアオフィス・レンタルオフィス・ワーキングスペースの概要を説明した上で、実際に利用できるサービスについて詳しくご紹介します。

シェアオフィス・レンタルオフィス・ワーキングスペースとは?

シェアオフィス・レンタルオフィス・ワーキングスペースは、同義の意味で使用されることも多いですが、実際の特徴にはやや違いがあります。

シェアオフィスとは複数の利用者が自由に利用できるオフィス

1つのオフィスを複数の法人・個人が共有するのがシェアオフィスです。オフィスの中は基本的に共有スペースのみで構成され、空いている机を自由に選ぶことができるフリーアドレス形式となっています。ただしシェアオフィスによっては仕事に集中できるように個室ブースを設けているところもあるので、利用の際は事前に確認しておくと良いでしょう。

オフィス内には会議室やコピー機などビジネスをする上での基本的な設備が整っているので、自分でコストをかけて用意する必要はありません。もちろん、メンテナンスの費用も不要です。しかしあらゆる設備が共用であるため、周囲の音が気になる人、セキュリティに不安を感じる人もいます。

レンタルオフィスとは設備が整った個室型のオフィス

レンタルオフィスは日本語では賃貸事務所ではありますが、通常の賃貸オフィスとは大きく違います。

通常の賃貸オフィスの場合、オーナーと賃貸借契約を締結し、毎月賃料を支払うことでビルの一室などを利用するという形態です。一方、レンタルオフィスは、利用者に向けて提供されている占有スペースの1つを、利用契約を結んで使用します。オフィス内にはデスクや椅子、コピー機、ラウンジなどが備え付けられているので、賃貸オフィスのように一から設備を準備する必要はありません。

また、レンタルオフィスはシェアオフィスやワーキングスペースとは異なり、設備の整った専用の個室が与えられます。他人が使用できない自分だけのスペースがあるので、プライベートやセキュリティを確保しやすいです。ただし、サービスが充実している分、レンタル費用が高めになる場合もあるので、事前に料金プランを確認しておく必要があります。

ワーキングスペースは利用者同士の交流も図れる共同の作業場

ワーキングスペースはシェアオフィスとほぼ同義で用いられることが多い言葉で、共同で利用できるオフィス・作業場を指すのが一般的です。

ただし、シェアオフィスが「オフィス」という場所や設備に着目した言葉であるのに対して、ワーキングスペースは利用者同士が交流を図る場、コミュニケーションを豊富に取れる場、というニュアンスが強いです。そのため、人脈作りやコミュニティの形成を考える場合や、複数人での協働作業に注力したい場合は、ワーキングスペースの利用が有効と言えます。

しかし、場所の提供に重きを置いているという側面があり、設備面の充実度ではシェアオフィスやレンタルオフィスよりも劣っている傾向があります。また、共有スペースでは他の人の作業音や電話での話し声が聞こえてくるため、静かな環境で作業するのは難しいです。

シェアオフィス・レンタルオフィス・ワーキングスペースを提供しているサービスを紹介

それでは実際に、シェアオフィス・レンタルオフィス・ワーキングスペースを提供している企業のサービスをご紹介しましょう。以下では、オフィスダーツ・クラウド、LIBPORT、WeWorkについて取り上げています。

オフィスダーツ・クラウド

サイオステクノロジー株式会社が提供しているサービスです。利用者が座席を自由に選べるフリーアドレスを基本としていて、働く人同士の交流がしやすく、垣根を越えた相互作用を行いやすい点が大きな魅力です。

しかしフリーアドレスのオフィスであっても、ついいつもの席を使ってしまうということもあるでしょう。オフィスダーツ・クラウドではそのような習慣的障壁をなくすために、毎日座る席をランダムの抽選制で決定しています。周囲の人が毎日異なるという環境で働けるので、日々の作業におけるリフレッシュにもつながります。利用料金は1フロア月額4万円からで、無料トライアルも可能です。

LIBPORT

リブポート株式会社が運営し、オフィス街である東京都港区浜松町と品川に拠点を置いているシェアオフィス・コワーキングスペースです。どちらの拠点も駅、空港から近く、オフィスまでアクセスしやすい点は大きな魅力と言えます。

また、24時間利用できる個室も完備されていて、フロア内全体でWi-Fiが利用できる一方で、室内では優先LANも利用可能です。平日はスタッフが常駐しており、ゲスト対応や有料での集荷サービスにも対応しています。1人から入会でき、入会金と月額料金はそれぞれコワーキング会員だと1万5,000円~、半個室会員だと4万5,000円~、完全個室会員だと7万円~からです。

WeWork

WeWork Japan 合同会社が提供しているサービスです。国内6都市に30以上の拠点を構え、各地で設備の整ったオフィス機能を提供しています。国内ではすでに2万人以上のメンバーが利用しており(2020年6月時点)、サービス提供実績は高いです。

各拠点にはセミナールームや会議室、電話ブース、インターネット環境などが完備されているので、設備面は充実しています。また、契約は月単位契約ですが、1名から企業ごとの数百名単位まで、柔軟に契約に対応できるのもWeWorkの特徴です。コロナ禍によりリモートワークを余儀なくされているものの、自宅では作業ができないという人にとっても、使いやすいサービスと言えます。

利用料金は1名から利用できる「All Access」というサービスは月額3万9,000円からで、その他の企業向けのサービスについては直接問い合わせる必要があります。

まとめ

現在、働き方改革により就労のあり方が多様化し、さらにコロナ禍によりリモートワークの必要性が高まっています。そうした中、一定のオフィス機能を備え、多様なビジネスパーソンが集まる場となるシェアオフィス・レンタルオフィス・ワーキングスペースは、利用する価値のあるサービスと言えるでしょう。

設備の内容やオフィスの立地場所は提供会社ごとに違います。利用の際は料金プランもチェックした上で、ニーズに最も適したサービスを合理的に選択しましょう。

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