公開日 /-create_datetime-/
仕事を進めていくうえで、職場やチーム内の人間関係が大切だが、その「職場での人間関係」に悩みを抱えているビジネスパーソンは、どのくらいいるのだろうか。
日本労働調査組合が全国の20~49歳の会社員の男女520名を対象に実施した「職場の人間関係に関するアンケート」によると、職場の人間関係が「良好」と感じているのは32.1%で、人間関係を理由に退職を検討したことがあるのは58.5%と、半数以上いることが判明した。
「良好」の32.1%と「とくに気にしていない」の38.7%を合わせると、約7割が職場の人間関係に問題を感じていないようだが、「職場の人間関係に疲れて悩んでいる」が16.5%、「職場の人間関係にストレスを感じている」が12.7%で、約3割は、職場の人間関係に疲れ・悩み・ストレスを感じているという結果である。
年代別に見ていくと、「良好」の回答がもっとも高かったのが20代で、年代が上がるにつれて低くなり、「ストレスを感じている」割合は、20代がもっとも低く、年代が上がるにつれて、人間関係によるストレスが高くなっていることがわかる。
この調査で、人事担当者が注視すべきは、職場の人間関係を理由に「退職、転職を検討したことがある」の回答が“58.5%”という数字である。
なかでも、人間関係を理由に退職・転職を検討したことがある20代は54.0%、30代が62.0%、40代が59.5%で、企業としても戦力としての期待がかかる、いわゆる働き盛りの30代の退職・転職検討の割合が高くなっていることだ。
職場での人間関係に「問題あり」とした回答者の声を一部抜粋すると「体調が悪く上司にお休みの連絡を入れたら冷たい対応をされて“お大事に”の一言すら無かった」「退職を上司に相談したら同じチームの先輩が自分に一番に相談して欲しかったらしく激怒」などだ。
この調査結果から見えてくるのは、コミュニケーションの基本である「挨拶」と「感謝」の声掛け、気遣いが大切ということである。
コロナ禍での働き方改革による、テレワークや時差出勤で職場コミュニケーションが少なくなっていることも、人間関係に影響を及ぼしているとも考えられるが、職場のリーダーや管理者側が、節度をもったコミュニケーションによる雰囲気づくりを率先して行う必要があるのではないだろうか。
【新卒エンジニア育成】入社1年で8割が一人前!サイバーエージェントの新入社員育成
【郵便料金値上げ対策にも!】失敗しない!請求書電子化の3つのポイント
債権管理・入金消込効率化『Victory-ONE/G4』導入事例 ~自動消込照合率が91%まで上昇! 株式会社有隣堂~
電子署名の適法性 ~日本の裁判手続きにおける電子署名の有効性~
通勤車両/社用車の駐車場利用・管理におけるガバナンス見直しチェックガイド
法令違反は罰則も!改めて確認しておきたい「最低賃金」の基礎知識|最低賃金のあらまし
「雇用調整助成金」の不正受給ワーストは愛知県 6月末で累計1,764件 業種別の最多は飲食業
サイバーセキュリティ人材の育成促進に向けた取り組み強化
リテンションとは?メリットやデメリット、具体的な取り組み事例やポイントを紹介
託児サービスよりも求められる「子連れ出勤」 夏休みの育児支援、企業の選択肢とは
社員と会社の両方が幸せになる生活サポートとは?
海外法人との取引を成功させる!英文契約の基礎知識
ラフールサーベイ導入事例集
土地建物売買契約書の見直し方法と5つのチェックポイント
契約書のリーガルチェックの重要性と6つのチェックポイント
【無料DL可】マイカー通勤許可申請書テンプレート|正しい書き方・注意点を企業人事向けに分かりやすく解説
Sansan、フリーランス新法・改正下請法を受け「契約の適切な履行に関する実態調査」を実施〜8割が契約を見直す一方、契約を履行するための体制に課題〜
ジェンダー・ギャップ指数118位~「なでしこ銘柄」から読み解く、誰もが自分らしく働く社会を目指すためにできること~
欧州AI規制法が日本の人事業務に与える影響とは?~日本企業の人事部が理解すべきポイント~
【無料DL可】賞与査定表テンプレート|概要と作り方をわかりやすく解説
公開日 /-create_datetime-/