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コロナ禍の夏のボーナス、使い道のトップは?

公開日2021/08/06 更新日2021/08/07


コロナ禍で迎えた夏のボーナス支給額は軒並み減少傾向のようですが、果たしてどのようなことに使うのでしょうか。各種調査から、夏のボーナスの使い道を見ていきましょう。

20代の使い道トップは貯金

20代専門転職サイト「Re就活」を運営する「学情」の「賞与の使い道ランキング」によると、なんと62.1%で「貯金」が1位でした。次いで「趣味」が25.8%、「買い物」が25.3%と続いています。

20代の若手といえば、ボーナスを旅行やレジャーに費やすと思いきや、コロナ禍の影響もあって旅行はわずか7.0%です。そのほか、奨学金の返済や、投資、引っ越し費用などにあてるなどの声もあり、若手ビジネスパーソンの切実な様子が伝わってきます。

また、3割以上の20代が、賞与額の減額や支給なしを予想しているようですが、賞与が想定よりも低かった場合、「転職して年収を上げる」(37.9%)、「節約して支出を減らす」(34.3%)、「副業で収入を増やす」(14.9%)、「貯金する額を減らす」(12.9%)となっています。

ただでさえ、若手の早期退職が増加傾向にあるだけに、人事などの管理部門担当者にとっては、落ち着かない夏となりそうです。

全世代でもボーナスを貯蓄にあてる傾向

ほかの調査結果も見ていきましょう。「Pontaリサーチ」の「2021夏のボーナスの使い道」でも、1位となったのは「貯金・預金」(37.1%)でした。

【2021夏のボーナスの使い道「Pontaリサーチ」調べ
1位 貯金・預金(37.1%)
2位 食品・ふだん食べるもの(5.3%)
3位 旅行・宿泊を伴うもの(5.2%)
4位 外食/食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店(4.1%)
5位 衣服(3.9%)
6位 財形貯蓄(3.1%)

食品・お取り寄せなど、特別なもの(3.1%)

ローンや借入の返済(3.1%)
9位
株式(2.1%)
10位
投資信託(1.9%)

「Pontaリサーチ」は、20代に限定した調査ではありませんから、ボーナスをローン返済にあてる人もいるようですが、預貯金以外の使い道は、軒並み1割以下となっています。

楽しみのはずの使い道だが?

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「2021年夏のボーナス見通し」によると、一人当たりの平均支給額は37万4,654円(前年比マイナス2.3%)で、2020年冬のボーナスに続き減少するという見通しです。

「このご時世、いただけるだけでもありがたい」という声もありますが、やはりボーナスは楽しみの一つです。マイナビの「2021年夏のボーナス使い道」でも、1位は48.8%と半数近くが「預貯金」でした。

【2021年夏のボーナス使い道 マイナビ】
1位 預貯金(48.8%)
2位 生活費の補填(23.4%)
3位 ローンや借金の返済(15.8%)
4位 趣味・娯楽費(14.7%)

現在のところは未定(14.7%)
6位 税金の支払い(14.1%)
7位 金融商品の購入/投資・資産運用など(13.5%)
8位 レジャー費(10.7%)
9位 教育費(10.1%)
10位 外食費(9.9%)
11位 衣料品・装飾品の購入(9.1%)
12位 日用品費(8.0%)
13位 車両・バイク関連費(7.1%)
14位 美容費(5.7%)
15位 医療費(5.4%)
16位 習い事・自己啓発費(3.9%)
17位 その他(0.8%)

まとめ

ちょっと前までは、ボーナスは毎月の給料とは別に支給される、いわば“ご褒美”のようなものでした。だからこそ、旅行やレジャー、あるいは自分の趣味や少し高価な買い物などにあてることが多かったものですが、いまや大多数が貯蓄に回すという堅実さです。

もっとも、不確実な時代ですから、いざという時に備えておくことも大切ですが、かつてはあったボーナスに抱いていた夢や希望がなくなりつつあることに一抹の寂しさを感じる人も多いのではないでしょうか。

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