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令和3年度(第71回)税理士試験が8月17日から開始。受験申込者数増加に対して、受験者数はどうなるのか?

公開日2021/08/19 更新日2021/08/20

今年の税理士試験は、2021年8月17日から19日の3日間にかけて実施されます。

会計業界としては、直近10年以上減少し続けていた受験申込者数が、前年度費で増加となり、明るい兆しの中で試験当日を迎えています。

しかし、昨年に続き新型コロナウイルス感染症の流行が拡大する中での実施となり、実際の受験者数が申込者数に比例して増加するのかが心配されるところです。

そこで、令和3年度の税理士試験の受験申込者数の動向、感染症対策を踏まえた注意点、今後の求人動向について概説します。


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1.受験申込は増加、実際の受験者は増えるのか?

平成21年度(第59回) 平成22年度(第60回) 平成23年度(第61回) 平成24年度(第62回) 平成25年度(第63回) 平成26年度(第64回)
2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度
受験申込者数(実人数) 62,830 62,996 59,975 58,453 55,332 49,876
受験者数(実人数) 51,479 51,468 49,510 48,123 45,337 41,031
受験率 81.9% 81.7% 82.6% 82.3% 81.9% 82.3%
平成27年度(第65回) 平成28年度(第66回) 平成29年度(第67回) 平成30年度(第68回) 令和元年度(第69回) 令和2年度(第70回) 令和3年度(第71回)
2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
47,145 44,044 41,242 38,525 36,701 35,135 35,774
38,175 35,589 32,974 30,850 29,779 26,673
81.0% 80.8% 80.0% 80.1% 81.1% 75.9%

税理士試験受験の申込者数は、平成22年度(第60回)を境に減少し続けていましたが、今年増加に転じました。前年度対比101.8%(639人)とわずかながら増加ではありますが、11年ぶりの増加ということで、会計業界にとっては明るい兆しです。

しかし、新型コロナウイルス感染症の流行したいわゆるコロナ禍での実施となった、昨年(令和2年度)の税理士試験では過去平均で約80%程度だった実際の受験者率(※)が、75.9%に低下していたことを考慮すると、実際の受験者数の動向が気になります。

※受験者率の算出式…受験者数(実人数)÷受験申込者数(実人数)=受験率

税理士試験受験を国税局等に申込書類を提出する期限の5月中旬と比較して、感染者数は大幅に増加しています。平日に実際に試験会場に足を運ぶ必要があることを考慮すると、実際の受験者率が昨年並み、又はそれ以上に低下する可能性があります。

仮に過去10年平均の受験者率となった場合、実際の受験者は28,995人で昨対比108.7%(2,322人)の大幅増加となります。一方で、昨年同等の受験者率の場合は昨対比101.8%(485人増)に留まります。

また万が一、以上に受験者率が悪化する可能性もあります。仮に受験者率が74.6%を下回ると実際の受験者数はマイナスになります。


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