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「勉強に費やす時間が増えている」会社員が6割以上、どんなスキルが人気?

公開日2021/09/02 更新日2021/09/03


コロナ禍で広がった在宅ワークが、ビジネスパーソンにもたらしたもの。それは通勤時間がなくなり自由に使える時間の増加です。その自由に使える時間は、趣味に使うか、あるいは勉強やスキルアップに使うかによって、数年後の人生が大きく変わってくるのではないでしょうか。

「勉強に費やす時間が増えている」が66%

在宅ワークの導入により、通勤時間が削減されるようになりました。満員電車に揺られて過ごしていた通勤時間が自分のために使えるとなると、一般的なビジネスパーソンが真っ先に考えるのは趣味のために費やすことではないでしょうか。1時間、2時間かけての遠距離からの通勤者にとっては、この時間はとても貴重なものです。

グローバル人材の転職支援を行っている人材紹介会社ロバート・ウォルターズ・ジャパンが実施した「会社員の勉強実態」では、この在宅ワークによって生じた時間を、ナレッジワーカー系の会社員たちがどのように使っているのかが明らかになりました。

専門スキル、英語力、グローバルビジネスへの深い理解を活かして国内の第一線で活躍する会社員の66%が、在宅勤務を組み込んだハイブリッド勤務やステイホームを機に「勉強に費やす時間が増えている」と回答しています。

1位が「英語」、2位が「仕事に必要なソフトスキル」の習得

やはり、一般的な人と専門知識を武器に活躍するナレッジワーカーを比べると、時間の使い方に差があるようです。

勉強している内容としては、半数以上が「英語」(1位62%)で、3人に1人が「仕事に必要なソフトスキル」(2位36%)の習得を目標に勉強していることがわかりました。

また、さらなるキャリアアップを目指し資格取得や受検に向けて勉強している会社員が25%、「マネジメント」を学んでいる上司層が36%いることも明らかになっています。

そして、「勉強をする習慣が全くない」と答えた会社員は、全体のわずか8%しかいませんでした。コロナ禍によって、DX化・省人化などが今まで以上に加速していることなどから、スキルアップに力を注ぐ会社員が増えているのではないでしょうか。

習慣的に勉強をしているのは6割以上

コロナ禍で急速に広まった在宅ワークは、ある意味ではアクシデントといえるでしょう。もちろん、コロナ前から在宅ワークを進めていた企業もありますが、感染防止対策のためにやむなく切り替えざるを得なかった企業が大多数のはずです。

しかし、予期せぬアクシデントに見舞われても「転んでもただでは起きない」「ピンチをチャンスに変える」という意識が働いているようです。

今回の調査によると、勉強の頻度の1位が「毎日」の36%、2位が「毎週」の26%で、ナレッジワーカー系の会社員の6割以上がコンスタントに勉強していることがわかりました。とくに毎日勉強をしている割合が高いのが20代で41%、30代で42%と、若い世代ほど勉強の意欲が高いようです。

また、勉強している時間帯は、「週末・休日」(63%)、「勤務時間後(夕方・夜)」(62%)、「勤務時間前(早朝)」(29%)となっており、朝活派が3割近くいることもわかりました。

大幅に削減された通勤時間の使い方で生まれる差

緊急事態宣言により在宅勤務やハイブリッド勤務になり、通勤時間が大幅に削減されました。その結果、勤務時間帯の時間を有効的に活用し、自身のスキルアップに取り組みやすくなったことが、この調査結果からうかがえます。また、平日のワークライフバランスが実現し、週末・休日にも勉強する余裕が出てきている兆候も見られます。

この浮いた時間を趣味や娯楽に使うか、それとも勉強やスキルアップに使うかによって、その後のビジネスライフに大きな差が現れるのではないでしょうか。

まとめ

どちらかといえば、楽な方、楽しい方を選びたくなるものですが、DX化やグローバリゼーションの加速など、ビジネスパーソンを取り巻く環境は劇的に変わりそうです。そんな新しい時代で活躍していくためには、削減された通勤時間の活用方法も自ずと決まってくるのかもしれません。

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