公開日 /-create_datetime-/
コロナ禍をきっかけにテレワークの導入が進んでいますが、新たな課題も各種調査結果で明らかになっています。
中でも深刻なのがコミュニケーション不足です。その希薄化したコミュニケーションを深めるためには、どのような方法があるのでしょうか。
イベントプロデュース事業を展開するグローバルプロデュースがテレワーカーに実施した「社内コミュニケーションの希薄化」に関する調査によると、コロナ禍以前と比較した社内のコミュニケーション不足について、「やや感じる」(53.6%)と「とても感じる」(33.7%)を合わせると、実に9割近くがコミュニケーション不足を実感していることが分かりました。
オフィス勤務の場合、仕事で分からないことがあれば近くの同僚や先輩にすぐに相談することもできました。それがテレワークとなると、チャットやメールを介してやり取りしなければなりません。
また、これまでは業務が一段落したところで気の置けない同僚との何気ない雑談が、気分転換に一役買っていたものですが、その“プライベートなやり取り”が、とくに少なくなっていると感じているようです。
では、コミュニケーション不足はテレワーカーにどのような影響を与えることになるのでしょうか。
まず、直接話をする機会が少なくなることで、チーム意識が薄れるとともに、雑談などから得られる情報量も少なくなるでしょう。また、チャットやメールでのやり取りには、どうしてもタイムラグも生じてしまいますし、微妙なニュアンスが伝わりにくいこともあります。
その結果、孤独を感じるようになり、それがモチベーションの低下にもつながるとすればテレワークによるデメリットといえそうです。
このテレワークのデメリットであるコミュニケーション不足を改善するためには、ビジネスチャットツールやWeb会議システム、タスク管理システムなど、リモートワークの環境を整えることが必要です。
さらにオンラインツールを使って気軽に雑談ができるような場や、上司と1on1でミーティングできる環境をつくることも、コミュニケーション不足を解消するためには必要となります。
テレワーカーからの要望で多いのが、オンライン会議や社内イベントの開催などです。グローバルプロデュースの調査でも、コミュニケーション不足の解消策として挙げられていたのが、「オンラインミーティングの実施」(72.5%)や「社内イベントの開催」(46.4%)で、約7割が「社内イベント開催は効果的」と回答しています。
では、社内でのオンラインイベントとして、どのようなものがあるのかをみていきましょう。
真っ先に思い浮かぶのはリモート飲み会やランチ、ゲーム大会、サークル活動など、息抜きにつながるイベントですが、スキルアップにつながる研修会や勉強会などもオンラインで開催することが可能です。
息抜きもあれば、仕事に直結するイベントもありますが、いずれも同僚や先輩、上司とのコミュニケーションを深めるチャンスです。テレワーカーの約9割が実感しているテレワークによるコミュニケーション不足を解消するために、管理部門担当者は社員が喜んで参加するような社内イベントを企画してみてはいかがでしょうか。
テレワークの普及によって見直されているのが雑談の有効性です。オフィス勤務での無駄の代表格にも挙げられる雑談ですが、その中から新たなビジネスのヒントやアイディアが生まれることもあります。リモートでも気軽に雑談が交わせるような環境を整えることこそが、リモートワーク定着には欠かせないのかもしれません。
株式会社I-ne導入事例~月間の受注データ件数は20万件以上!『 Victory-ONE【決済管理】』の導入で 業務効率化と属人化の解消を実現~
管理部門兼任の社長が行うべき本業にフォーカスする環境の構築
総務・経理・営業の生産性に影響する法人車両の駐車場管理における落とし穴
業務委託契約(Service Agreement)の英文契約書を作成する際の注意点を弁護士が解説
オフィスステーション年末調整
バラバラなセキュリティで大丈夫?情報漏洩は「自動化」で防ぐのが最適!?【ランスタセッション紹介】
司法書士試験の「科目」を徹底解説!|出題範囲や配点、合格を決める「主要科目」などの勉強戦略を紹介
資本コストとは? 第2回 WACC・CAPMの算出方法
【例文あり】健康診断の再検査を促すには?実務で使える受診勧奨の4つの工夫
大容量のファイル共有を行うにはどんな方法がある?
【郵便料金値上げ対策にも!】失敗しない!請求書電子化の3つのポイント
経理業務におけるスキャン代行活用事例
どう選ぶ?契約ライフサイクル管理(CLM)ソリューションの選定に役立つ評価チェックリスト
世界No.1の電子署名で業務効率化、コスト削減、セキュリティ強化を実現
工事請負契約書とは?作成時の注意点などを解説!
費用収益対応の原則とは?会計処理の基本と実務・税務上の注意点をわかりやすく解説
「なぜそれをやるのか」を説明できますか? 職場のムダ業務、上位に「会議」「資料作成」など
「市場退出率」は10年連続で情報通信業がワースト 産業全体の市場退出率は過去10年間で1.6倍に増加
資本コストとは? 第1回 資本コストが重視される背景
法務人材不足は「採用」でしか解決できない?―25年の実践から生まれた、組織を強くする次の一手とは【ランスタセッション紹介】
公開日 /-create_datetime-/