公開日 /-create_datetime-/

日本の社会人はどれくらい勉強しているのか、というテーマにもとづいて、株式会社ライズ・スクウェアが「社会人になってから取り組んだ勉強に関する意識調査」を実施し、それをランキングにまとめました。
その結果、予想以上に多くの社会人が、何らかの勉強に取り組んだことがあると回答しています。
今回の記事では、この調査結果を参考にして、日本のビジネスパーソンの勉強と自己研鑽に対する意識を考察します。
現在キャリアアップを目指す皆さんは、リアルな社会人の意識を知る上でぜひ参考にしてください。
まず調査のテーマである社会人の勉強については、全体の約9割が社会人になってから勉強に取り組んだことがあると回答しています。
勉強の内容は、以下のようなランキング結果になりました。
| 社会人が勉強する内容ランキング | |
|---|---|
| 1位 | OAスキル |
| 2位 | 語学・翻訳 |
| 3位 | 簿記・会計 |
| 4位 | FP・金融 |
| 5位 | IT・情報 |
| 6位 | プログラミング |
| 7位 | マネジメント |
トップになったのは実用的なスキルの習得です。また、資格取得を目指した勉強が上位に入っていることもポイントでしょう。しかしランキングのほとんどは、現在の業務スキルのアップよりも、キャリアアップを目的にした内容になっているといえるでしょう。
語学や金融、マネジメントなどは、現在の仕事に専門性の高いキャリアをプラスして、より高いポジションを目指す意思の表れとも考えられます。
次に、勉強している人に対して、その勉強方法を聞いたところ、以下のようなランキング結果になりました。
| 主な勉強方法 | |
|---|---|
| 1位 | 本で勉強した |
| 2位 | スクール・講座に通った |
| 3位 | インターネットで調べた |
| 4位 | 通信教育を受講 |
| 5位 | 動画サイトを見た |
| 6位 | 研修・セミナーに参加 |
| 7位 | オンラインスクールで受講 |
このように、メインの勉強方法は多くの人が独学タイプであり、専門の学校に通ったり、研修に参加したりするように、直接的な勉強法は少ないことがわかりました。また、昔も今も変わらずに、まずは本を読んで知識を得ることが最も一般的な勉強法のようです。
ただし、難易度の高い資格を取得する場合は、ある程度の自己投資を覚悟して、専門的な教育を受ける必要があります。その場合、時間も資本の一つであり、仕事の合間に勉強することを考慮すると、今後はオンラインスクールや通信教育のニーズが高まるかもしれません。
実際にどのタイミングで勉強時間を確保しているのかという質問に対しては、それぞれ約5割の人が「休日」と「夜・終業後」と答えています。それ以外の「通勤中」や「仕事の休憩中」などを活用している割合はごく少数でした。
勉強の効果から考えると、休日にまとめて行うよりも、短時間でも毎日行ったほうが効率的です。しかし毎日仕事をしていると、帰宅してから勉強時間を確保するのは難しいというのが本音でしょう。
最後に紹介するのは、これから挑戦したい勉強のランキングです。結果は以下の通りです。
| 今後挑戦したい勉強 | |
|---|---|
| 1位 | 語学・翻訳 |
| 2位 | プログラミング |
| 3位 | OAスキル |
| 4位 | 簿記・会計 |
| 5位 | ライティング |
| 6位 | 投資 |
| 7位 | Webデザイン |
「社会人が勉強する内容」と比べると、かなりランキングに変動がありました。この結果から見えてくるのは、副業での収入アップにつながる勉強です。マネジメントがランクに入っていないように、現在の仕事の業務スキルを高めるための勉強は、必要に迫られないと興味の対象にならないのかもしれません。
社会人が勉強することには、さまざまな理由があると考えられます。中には仕事とは無関係に、自分の知識を深めるために勉強する人もいるでしょう。しかし多くの人は、何らかの目標を設定して、そこに到達するために勉強しているのではないでしょうか。
目標になるのは、転職をしたり副業を始めたりするために、今までの仕事とは関連性のない勉強をすることが一つでしょう。また、マネジメントについて学ぶように、現在の仕事で管理職などの上のキャリアを目指すことが一つ、さらにそれらを含めて、これからの人生でさまざまな環境変化に対応するため、自分自身の価値を高めておくことなどが理由として考えられます。
こうした目標に向かって勉強することが、そのまま勉強するメリットになるといってもよいでしょう。
社会人は学生とは違って、勉強する義務はありません。しかも日々仕事に追われる中では、勉強にあてる時間を作るのは難しく、資格を取得するなどの目標がなければ、自発的に勉強を始める機会は得られないかもしれません。
しかし今回のランキングから見えてきたように、予想外に多くの人たちが普段から勉強をしており、それを転職や副業、キャリアアップにつなげようとしています。今後はAIの進出など、労働環境が大きく変化する可能性があります。その中で生き残るためにも、我々は生涯にわたって勉強を続ける必要があるのではないでしょうか。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
オフィスステーション年末調整
契約書作成の際に必ず押さえておきたい8つのポイント
優秀な退職者を「もう一度仲間に」変える 人材不足時代の新採用戦略
アフターコロナの採用戦略とコスト最適化
新卒エンジニア採用施策アイデア大全
【アマギフ当たる!】『ManegyランスタWEEK -FY2025 ハイライト-』参加者限定キャンペーンを徹底解説!
2026年4月「治療と仕事の両立支援措置」努力義務化へ~ケアの倫理からよみとく両立支援の本質~
【社労士執筆】なぜ企業不祥事は繰り返されるのか――内部通報だけでは防げない理由
新型コロナ破たん、2カ月連続の150件割れ
直接原価計算と全部原価計算の違いとは?利益が変わる理由を設例と仕訳で徹底解説
上場企業の経理担当者が知っておくべきPMIの基礎知識
ラフールサーベイ導入事例集
シニア雇用時代の健康管理の備えとは? 健康管理見直しどきナビ
法人税対策・実物資産投資の新たな選択肢 最新情報掲載 『日本型オペレーティングリースガイドブック』
【スキル管理のメリットと手法】効果的・効率的な人材育成を実践!
第1回【法人版】事業承継税制を徹底解説|提出期限は令和8年3月31日
「管理職は罰ゲーム」か?一般社員の8割が昇進を望まない実態と背景 ―管理職意向サーベイから①ー
キャッシュフロー計算書を武器にする|資金繰りに強い経理が転職市場で評価される理由(後編)
無形固定資産とは?種類・会計処理・減価償却・管理方法まで実務ポイントをわかりやすく解説
【2026年1月改正】 取適法(中小受託取引適正化法)とは? ―下請法改正のポイントと企業が取るべき対応―
公開日 /-create_datetime-/