公開日 /-create_datetime-/
紙の書類に依存したアナログでの業務には、紙ならではのいろいろなトラブルが発生するものです。そこで、Sansan株式会社が、トラブルのあるあるをまとめ、「紙トラブル番付」を発表しました。さて、トラブルの番付のトップになったのは?
目次【本記事の内容】
業務のデジタル化が進んでいない職場では、請求書や契約書、注文書、名刺などの紙書類が相変わらず使われることになりますが、そこには紙の書類ならではのトラブルがつきものです。
では、そんなアナログな職場では、どのようなトラブルが発生しているのでしょうか。働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社が、紙書類を扱うビジネスパーソンに実施した「紙書類のトラブルに関する調査*」から、発生頻度の高いトラブルを相撲の番付形式で発表しています。
【東】 | 【西】 |
---|---|
横綱:なんちゃってオンライン請求書 | 横綱:契約書迷子 |
大関:請求書スタンプラリー | 大関:名刺大捜索 |
関脇:FAX注文書 安否確認 | 関脇:神隠し請求書 |
小結:難読FAX注文書 | 小結:契約書押印ストレス |
前頭:メアド打ち込み目視確認 | 前頭:契約書ハンコ出社 |
*調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査対象:ビジネスパーソン男女1000名
(法人営業、購買・営業企画、総務・法務・経営企画、経理・財務 各250名)
調査期間:2022年11月2日~11月7日
東の横綱「なんちゃってオンライン請求書」とは、データで届いた請求書をわざわざ紙にプリントアウトしてから押印、それをスキャンしてデータ保存するという、デジタルなのかアナログなのか、よくわからない非効率な業務のことです。
西の横綱は、膨大な書類やファイルから、確認する必要が生じた過去の契約書を探すのに四苦八苦する「契約書迷子」です。
この東西の横綱となったトラブルは、紙の書類を扱うことの多い総務や経理、財務担当者なら、思わず「あるある!」と叫びたくなるような、日常的に発生しているトラブルではないでしょうか。
東の大関「請求書スタンプラリー」の、請求書の支払い承認印を役職順にもらうために社内を駆け回る担当者の姿は、よく目にする光景です。また、西の大関「名刺大捜索」は、アポ入れするために、先方の担当者の名刺を探す営業担当者の困った顔が目に浮かびます。
いずれも、業務のデジタル化を進めたものの、紙の書類を使うアナログ手法での処理が必要な業務がまだまだ多く残っていることがわかります。そういった混乱から生じるトラブルといえそうです。
この「紙書類のトラブルに関する調査」で、6割以上のビジネスパーソンが「紙の書類があることで、業務上の非効率が生じている」と回答していることからも、デジタルとアナログが共存していることが、現場の混乱ぶりに拍車をかけていることがうかがえます。
DX推進の取り組みはまだ始まったばかりですから、デジタルとアナログが混在し、現場が混乱してしまうのも致し方ないことでしょう。
何がトラブルの原因になっているのか、解決するためにはどうすればいいのかを一度じっくりと検討してはいかがでしょうか。
それにしても、この「紙トラブル番付」をみると、ビジネスパーソンがデジタルとアナログの間を右往左往している様子が、実感として伝わってきます。
■参考サイト
PR TIMES Sansan株式会社、「紙トラブル番付」を発表
人事異動・新入社員のエリア配属をラクにする住居手配を効率化するヒント
まだ間に合う!電子帳簿保存法とインボイス制度の対応ロードマップと成功事例
電子契約における代理署名・代理押印
オフィスステーション導入事例集
よくある残念な英語研修VS成果を出した英語研修の短期計画
IT導入補助金2024申請ガイド ~申請するメリットと申請の流れを紹介~
「公認会計士」になるには?難易度・合格率や税理士との比較など
企業と求職者とのマッチング精度を高めるリファレンスチェックの進め方
【経理の転職情報】まとめページ
NHK連続テレビ小説のモデル、女性初の弁護士だった三淵嘉子さんとは?
はじめての人事給与BPO(アウトソーシング)活用ガイド
空間共有システム選び方ガイド
押印に合わせた電子署名形態の選択
経理BPO業務事例のご紹介
新卒エンジニア採用施策アイデア大全
【監査法人の転職情報】まとめページ
4月から義務化される「障害者への合理的配慮」とは?企業が取るべき対策を解説
【550社が出展!】日本最大級のバックオフィス向け展示会を開催
特許庁が「知財功労賞」21社を発表 特許を営業に活用・商標2000以上・創業から知財重視……
【配属ガチャ】「配属先が希望と違う」理由で新卒生の24.6%が“早期離職・転職”を検討。「いつ決まるかわからない」も不安材料に
公開日 /-create_datetime-/