公開日 /-create_datetime-/
2024年春に卒業予定者の就職活動が、すでに水面下で始まっている。就活生が就職先として選ぶ際に重要視するのは、給料や労働条件などの待遇面や、企業の将来性・成長性ではないだろうか。
しかし、給料が高いからと選んだ企業が実はブラック企業だった場合、入社してから後悔することになる。後悔をしないためには、ブラック企業かどうかを見極めることが必要だが、どのように見分ければいいのだろうか。
参考の一つになりそうなのが、株式会社AlbaLinkが仕事をしている男女500人に実施した「ブラック企業だと思う職場の特徴に関する意識調査」*の結果である。
ブラック企業だと思う職場の特徴の1位になったのは「残業代が出ない」で、2位に「長時間労働・加重労働がある」、3位に「休みがない・休みにくい」、4位に「ハラスメントがある」と続いている。
そもそも残業代を支払わないことや、休みがないのは法律違反である。全体的に法令遵守やコンプライアンス意識が低い企業の評価は低く、ブラック企業という印象を持たれているようだ。
さて、この「ブラック企業だと思う職場の特徴」は、就活生だけでなく、企業の採用担当者も注目しておくべきである。
というのも、入社した企業がブラック企業だと感じたら、77.5%が退職するという結果も出ているからだ。少子高齢化による労働人口の減少には歯止めがかからず、人材獲得競争はますます激化する様相だ。
つまり、優秀な人材を確保するためには、ブラック企業ではないことを就活生に強くアピールしていかなければならない。
ちなみに、ブラック企業の特徴の5位以下には「給料が少ない」、「トップダウンで意見が通りにくい」、「人間関係が悪い」、「離職率が高い」、「コンプライアンス意識が低い」、「勤怠管理がずさん」などが挙げられている。
自社の労働条件や職場環境などを、採用活動が本格化する前に見直してみてはどうだろうか。
*【調査概要】
調査概要
調査対象:現在お仕事をしている方
調査期間:2022年12月27日~2023年1月5日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性297人/男性203人)
回答者の年代:10代 0.2%/20代 20.8%/30代 37.2%/40代 27.2%/
50代 11.6%/60代以上 3.0%
■参考サイト
PR TIMES|【ブラック企業だと思う職場の特徴ランキング】500人アンケート調査
社員寮・借り上げ社宅の管理業務を削減するには
契約ライフサイクルマネジメント(CLM)ソリューションの導入に向けて
人手不足解消の打ち手 「多様な」人材活用チェックポイント 人事給与アウトソーシングサービスを提供する三菱総研DCSが解説!
契約書のリーガルチェックの重要性と6つのチェックポイント
5社比較表付き!電子帳簿保存システム選び方ガイド
WeWork Japanの民事再生手続きが廃止された理由とは?
職場の働きやすさを左右する重大要素、若い世代が望む理想の上司像とは?
「衛生管理者」の仕事を分かりやすく説明!難易度や試験内容なども
スシローなど外食チェーンが今年も一斉休業を実施、環境改善の一環 高島屋は正月営業日を見直し
「父親の仕事と育児両立読本~ワーク・ライフ・バランスガイド~」の活用法
新型コロナウィルス問題と見直しておきたい契約条項
フリーアドレス制準備完ぺきガイドBOOK ICTツール編
経理BPO業務事例のご紹介
契約不適合責任とは?売買契約書で 注意すべきポイントについて
テレワークでも確実にコスト削減する「引っ越しのコツ」
管理職を対象に「ポストチェンジ制度」を導入の京王電鉄。ライフステージに応じた“柔軟なキャリア形成”を支援へ
基本給の決め方とは?基本給設計する4つのポイント
Reaching across the Aisle/民主・共和両党が団結!「有給家族休暇」制度改革への挑戦 育休制度が先進国下位のアメリカ【英語ビジネスニュース】
最低賃金引上げに向けた中小企業・小規模事業者への支援事業 など|4月22日~4月28日官公庁お知らせまとめ
大阪万博に向け、会社員10万人が1000トンのCO2削減 「脱炭素エキデン365」パソナほか
公開日 /-create_datetime-/