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入社3年以内に3割以上が離職するとされている。厚生労働省が公表した2018年卒就職者の3年以内の離職率は、高卒で36.9%、大卒で31.2%と、依然として若年層が早期に離職する割合は3割から4割という高い水準で推移しているようだ。
リスクモンスター株式会社が実施した第5回「若手社員の仕事・会社に対する満足度調査」でも、新卒入社1~3年目の若手が「3年後は勤務していないと思う」が44.5%と、若手の早期退職意向が高いことがうかがえる結果となっている。
新卒社員が離職する理由は、給与などの待遇面や職場の人間関係などさまざまだ。早期退職意向の理由として挙げられているのは、「給料が低い」(36.0%)、ついで「仕事にやりがいを感じない」(22.1%)、「最初から転職するつもり」(19.5%)が続いている。
一方、3年後も勤務を継続する意向を示している理由には、「福利厚生が充実している」(29.4%)、「給料が良い」(26.1%)、「勤務時間や休日が自分に合っている」(24.0%)などが挙げられている。
勤務先の労働条件や福利厚生面の充実度合い、つまり会社や仕事への満足度が、若手社員の勤続意欲に影響していることを如実に物語る調査結果といえる。この早期離職傾向に対して「最近の若者は辛抱が足りない」などと切り捨てるわけにはいかないのが、人出不足が深刻な日本の労働人口の減少傾向だ。
つまり、人材不足に悩む企業は、若手社員が働きやすい環境、勤続意欲が高まる労働条件を整えていく必要が強く求められることになる。しかし、その前に、若手社員の仕事のモチベーションや勤続意欲の変化、転職に関する考え方を把握することも大切になってくる。
若手社員は、企業の将来を担う大切な経営資源であるだけに、せっかく採用した新入社員が次々と離職していくことは、企業にとって大きなマイナスである。社員が仕事や会社に誇りを持ちながら、安心して働ける環境を整えていくことが、若手社員の早期離職を食い止めるカギとなるのではないだろうか。
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