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いまさら聞けないお歳暮のマナー

公開日2018/11/21 更新日2018/11/21

お歳暮は、普段お世話になっていることに対する感謝の気持ちを贈るものですが、贈り方のマナーはおさえられていますか?個人的なお歳暮はもちろんですが、管理部門、特に総務や秘書のような役割の方にとって、忘れてはいけないイベントですね。

毎年贈っている人も、今年初めて贈ってみようという人も、お歳暮シーズンを前にいまさら聞けない、お歳暮のマナーについて確認しておきましょう。

お歳暮の起源は御魂(みたま)祭り

日本の「お歳暮」は、先祖の霊を迎え、お供え物をして祀った御魂(みたま)祭りが起源とされています。分家から本家へ、嫁ぎ先から実家へ、あるいは使用人から雇い主へ、お供え物を贈る日本古来の習わしが、お歳暮として受け継がれているようです。

贈る時期は年の瀬で、無事に新年を迎えることができるように、お酒やお餅、干し魚、塩鮭、カズノコ、スルメ、コンブなど、日持ちのよいものが贈られていたようです。

お歳暮を贈る際の“のし”と上書き

ところで、お歳暮を贈る際の「のし」は、どのようにしているでしょうか? お歳暮ののし紙は、紅白の花結び(蝶結び)を使用します。

上書きは楷書が基本で、水引中央結び目の上に「御歳暮」と書き、名前は結び目の下に、小さめにフルネームで書き入れるのが正しいマナーです。

お店に任せておけば間違いはないでしょうが、取引先へお歳暮を贈ることが多い総務担当者は、基礎的な知識として覚えておきましょう。

お歳暮の贈り方

お歳暮は本来、挨拶もかねて直接持参するものです。しかし最近は、それぞれの都合もあり、宅配便やデパートなどから直送するケースが一般的になっています。

身内や親しい友人に贈る場合であれば、電話連絡やメールで送った旨や、1年の感謝の挨拶を伝えてかまいませんが、取引先やお世話になっている方の場合は、挨拶状をつけるのが礼儀です。

お歳暮はいつ贈るのがいいのか?

12月13日から贈るというのが古くからの習わしですが、現在は12月初旬から20日ぐらいに先方に届くように手配するのが一般的になっています。手配が遅れると、年内に届かないというケースもありますので、早めに手配した方がいいでしょう。

もし手配が遅れ、年内に届けることができない場合には“御年賀”として贈るといいでしょう。その場合でも、松の内である1月6日までには届くように手配しましょう。

また、先方には、お歳暮を贈れなかったことについてお詫びし、年明けに“御年賀”として贈ることを、電話や手紙で伝えておくことが大切です。

何を贈ればいいのだろうか?

お歳暮で最も悩むのは、何を贈ればいいかということではないでしょうか。贈る相手の嗜好や生活スタイルを考えて、喜んでもらえる品物を選ぶのは、なかなか難しいものです。

お歳暮に贈る品として人気があるのは、ハム・ソーセージ、ビール、洋菓子、海苔、日本酒・焼酎、魚介・肉類、乾物・缶詰、漬物・佃煮、商品券・ギフト券、コーヒーなどです。

一方、貰う側としては、商品券・ギフト券、ハム・ソーセージ、 ビール券、 ビール、食用油、商品選択型ギフト券、洗剤、コーヒー、魚介・肉類、海苔が嬉しいという声が多いです。

ぜひ、参考にしてみてください。

関連記事:お中元シーズン到来!総務担当者が気になる「都道府県別ギフトランキング」

お返しやお礼状はどうすべき?

お歳暮は、お世話になった方や、取引関係の方に贈るものなので、本来はお返しをする必要はありません。

ただし、届いたことのお礼を、電話か手紙で伝えることは、最低限のマナーといえるでしょう。ベストな方法は、まず、お歳暮が届いたことと感謝の気持ちを電話で伝え、その後、ハガキや手紙で感謝の気持ちを伝えることです。

もちろん、お返しの必要がないといっても、同額程度のお礼の品やお歳暮、あるいは“御年賀”としてお返しをしても、マナー違反とはなりません。相手との関係性や状況を踏まえ、ケースバイケースで判断をするようにしましょう。

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