公開日 /-create_datetime-/
人手不足の影響で、人材獲得競争は激化する一方だ。採用担当者の悩みといえば、内定を出したものの辞退されてしまうことではないだろうか。
株式会社インタツアーが、23年・24年卒者に実施した「内定承諾・辞退の決定要因調査*」によると、選考や内定を辞退したことがある23年卒の就活生は75.7%で、24年卒でも28.1%に上る。
*調査概要
調査機関:株式会社インタツアー
調査対象者:23卒・24卒大学生
調査母数:12,746名(文系学生11,550名、理系学生1,196名)
回答数:676名(23卒 103名、24卒 573名)
調査方法:『インタツアー』マイページまたはSNS経由によるWebアンケート
調査期間:2023年1月16日~2023年1月23日
新卒採用の売り手市場の状況が続く中、4人に3人が内定辞退の経験があるというのは、採用担当者にとっては深刻な問題だ。内定辞退者をできるだけ出さないようにするためには、内定を辞退する理由を把握し、対策を考える必要がある。
なぜせっかくもらった内定を辞退しているのだろうか。もっとも多かったのが「他の企業の内定が決まった」の32.5%で、「社風が合わない」の27.4%が続いている。
また、内定や選考をいつ辞退したのかといえば、内定後の32.1%がもっとも多く、1次面接後の24.9%、エントリー後の23.6%が続いている。
注目すべき点は、選考・内定辞退の決定要因が「面接官の印象が悪い」ということである。
選考・内定辞退の理由として挙がっている他企業から内定を受けたことや、社風が自分には合わないなどは、実は表面的な理由であり、面接官の態度や言葉遣いなどが、辞退を決めた引き金になった可能性があるのだ。
面接官の態度や言葉遣いを見直すことも、内定辞退者を減らすためには重要なことといえそうだ。
■併せて読みたい関連ニュース
採用面接前に面接官が準備すべき4つのこと
企業イメージのマイナスにつながる面接官の態度
採用担当は必須!面接で聞いてはいけないNG質問。「在宅勤務」の質問はあり?
■参考サイト
PR TIMES|【23~24卒 内定承諾・辞退の決定要因調査】23卒の75%は選考・内定辞退経験あり。辞退の決定的要因は「面接官の印象が悪い」
アフターコロナの採用戦略とコスト最適化
経理・人事・法務のスキルと年収相関の完全ガイド【MS-Japan】
オフィスステーション年末調整
上場企業・IPO準備企業必見!! 内部統制・監査の妨げになるアナログな入金消込とは
顧問契約書/コンサルティング契約書の作成で気を付けておくべき事
「ホワイト500」の認定要件・申請ポイントに至るまで解説
人材確保はますます困難に…正社員不足率は3年連続で50%超え。建設・情報サービス業の人手不足感が顕著か
組織変革のスタートに「見える化」を ─組織文化診断のススメ
若手を育てるカギは“中堅層”─現場の中核人材をどう育成するか
時間単位年休とは?:制度概要から見直し動向まで
工事請負契約書とは?作成時の注意点などを解説!
社員と会社の両方が幸せになる生活サポートとは?
契約書のリーガルチェックの重要性と6つのチェックポイント
請求書受領サービスの 失敗しない選び方
健康経営ソリューションとして 社宅・社員寮が果たす役割
【2025年最新】もにす認定制度とは?メリット・認定基準から申請方法までを徹底解説
「見えない介護リスク」に先手を。介護離職を防ぐ支援策とは【セッション紹介】
【育休社員の「肩代わり手当・制度」の実態調査】管理部門・士業の77.6%が業務代替に課題を感じる一方、制度・対応ありの企業は35.3%[MS-Japan調べ]
経理業務の効率化はこう進める|紙・属人化・残業を解消する実践ロードマップ
電子帳簿保存法の見積書はどこまで保存する?最新版だけでいい?
公開日 /-create_datetime-/