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新入社員が配属された職場は、フレッシュな雰囲気に包まれているだろう。しかし、20代の若手社員に対するイメージは、どちらかといえば「自ら積極的に行動しない」「指示をしなければ動かない」といったものではないだろうか。
なぜ自ら積極的に行動しようとしないのか、あるいはなぜ指示がなければ動かないのかの理由を、突き詰めて考えたことがあるだろうか。
もちろん、すべての若手社員に当てはまるわけではなく、積極的に行動する若手もいる。そうした若手を企業の中核を担うように育てていくためには、若手の率直な考え方や価値観を知ることも重要だ。
その参考となりそうなのが、組織・人材開発支援事業を展開するリ・カレント株式会社が2020年から実施している「働くことへの若手意識調査*」である。
*◆調査概要
・調査対象:東京都在住の20代 1300名
・調査期間: 2023年2月上旬
・調査方法:選択回答及び自由回答式インターネット調査
※構成比の数値は、四捨五入のため 100%にならないことがあります。
※実際の東京都の人口構成に合わせるために、回収サンプルに重みづけを行っています(ウェイトバック集計)
※非有効回答を含まないグラフもあります。
その調査の2023年版が公開されている。最新版には「ロールモデルの所持」の実態や、「主体的な行動を控えるときの理由」も設問に加えられており、人材育成担当者にとって、若手社員の意識を知る上での貴重な調査結果となりそうだ。
若手が主体的に行動しない理由の1位となったのは「仕事が増えるから」で、2位には「自分で実行できる自信がなかった」である。また、自主的に行動すると「目立ってしまい、周囲から浮いてしまう」や「上司や先輩に注意される」といった理由も挙げられている。
では、なぜ仕事が増えることを避けるのだろうか。仕事が増えれば、それだけスキルも身に付くはずだが、20代の若手社員が描く1年目の社員像は「ミスなく仕事ができる」が第1位である。
仕事でのミスを少なくしようと思えば、余計な仕事をできるだけ増やさないようにしたいと考えるのは自然だ。しかし、ミスを恐れて消極的になるよりも、失敗を経験することが成長につながることもある。
いずれにしても、若手社員が何をどう考えているのかを把握することは、人材育成で成果を上げる近道といえるだろう。
■参考サイト
PR TIMES|【意識調査】20代若手社員自ら行動しない理由1位「仕事が増える」、仕事に「報酬」を求める価値観・年次と共に増加、レポート全文無料公開
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