公開日 /-create_datetime-/
2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)は年末年始休業のため、お問合せなどのご連絡は1月5日(月)以降になります。ご了承くださいませ。
「勤務間インターバル」制度は、「働き方改革関連法」(2019年4月施行)により、1日の勤務が終了した後、翌日の出社までの間に一定時間以上の休息時間(インターバル)を設けることを、事業主の努力義務として規定されたものだ。
労働者の生活時間や睡眠時間を確保するために、必ず一定の休息時間を取ることができるようにするもので、ワークライフバランスや柔軟な働き方に対応する制度でもある。
ところが、導入から5年を経過した勤務間インターバル制度の導入率が、わずか5.8%にとどまっていることが、厚生労働省の調査で判明した。
勤務間インターバル制度が事業主の努力義務となった背景には、長時間労働による過労死問題が社会問題化したことが挙げられ、政府は2025年までに導入率15%以上を目標に掲げている。
もともとの低い目標にも及ばないほど普及が進んでいない背景には、働き方改革で残業時間が削減している影響もありそうだ。
しかし、制度そのものの存在すら知らない事業者も多く、勤務間インターバル制度導入によって、ただでさえ煩わしい労務時間の管理が、これまでよりも煩雑になることを避けたいという思惑もあるようだ。
勤務間インターバル制度を導入し、社員の睡眠時間を十分に確保することは、集中力や注意力の低下を防ぎ、社員の健康づくりにもきわめて効果的で、過労死防止策としても有効な制度としての期待も大きい。
また、睡眠時間が増えることは企業の生産性向上につながるという調査結果もあり、厚生労働省は、社会保険労務士などを企業に派遣し、勤務間インターバル制度導入のメリットを広めていくということだ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
ISO20022に準拠した住所構造化対応とは
退職支援で築く、持続可能な組織力-オフボーディングプログラムサービス資料
顧問契約書/コンサルティング契約書の作成で気を付けておくべき事
債権管理・入金消込効率化『V-ONEクラウド』導入事例 ~午前中いっぱい掛かっていた消込作業がわずか数分で完了! アデコ株式会社~
【郵便料金値上げ対策にも!】失敗しない!請求書電子化の3つのポイント
建設業DXを加速!クラウドストレージ戦略
量り売りお菓子をオフィスに導入するメリットとは?注意点や運用のポイントも紹介
内部監査と労務管理:事業継続性を脅かす「簿外債務」リスクを潰せ
【社労士執筆】退職・入社タイミング別に見る「年末調整のやり直し・再計算」の正しい手順
【税理士執筆】税理士が語る“バックオフィスDX”の本質──ツール導入で終わらせないための業務改善戦略(第1回)
株式会社I-ne導入事例~月間の受注データ件数は20万件以上!『 Victory-ONE【決済管理】』の導入で 業務効率化と属人化の解消を実現~
契約書のリーガルチェックの重要性と6つのチェックポイント
社宅管理業務の全体像がわかる!社宅管理業務フローガイド
業務委託契約(Service Agreement)の英文契約書を作成する際の注意点を弁護士が解説
人的資本開示の動向と対策
30代公認会計士のキャリア戦略|監査からコンサルに転身、経営改善で高まる市場価値(前編)
肥満症の早期受診を促進 7.5万人の加入者データから抽出し情報提供 効果をレセプトで検証
【社労士執筆】人材流動化時代の控除対応とは?短時間労働者や副業社員が増える企業の年末調整対応
フレックスタイム制の盲点① ~「法定労働時間の総枠」と「総労働時間」の違いを社労士が解説~
月次決算の早期化で“強い経理”をつくる|遅れの原因と改善ステップを徹底解説
公開日 /-create_datetime-/