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企業の成長戦略の鍵と称される「ファシリティ管理」とは?

公開日2023/08/25 更新日2023/08/25


企業の成長戦略の鍵とされているのが、「ファシリティ」すなわち固定資産を総合的・戦略的に活用していくことです。総務部門は「第5の経営資源」とも称されるファシリティをどのように活用していくべきなのでしょうか。また活用するためにはどのようなスキルが求められるのでしょうか。

第5の経営資源として注目される管理手法

経営資源といえば、かつては「ヒト(人材)・モノ(資材)・カネ(資金)」の3つでした。いまでは、そこに第4の経営資源である「情報」がプラスされ、さらに第5の経営資源として「ファシリティ」も加えられるようになっています。


ファシリティ(facility)を直訳すると「土地、建物、構築物、設備」という意味です。企業が所有する土地や建物は、昔から重要な経営資源です。では、令和の時代になぜ「企業の成長戦略の鍵」と注目されているのでしょうか。

従来の施設管理とファシリティマネジメントの違い

「ファシリティマネジメント」と聞くと、全く新しい手法と思う方もいるのではないでしょうか。しかし会社所有の建造物や設備などは、これまでも「施設管理」という名で適切に管理されてきました。


従来の「施設管理」とは、施設の維持・保全が主体の管理手法です。対して「ファシリティマネジメント」とは、設備を維持管理するだけでなく、経営戦略的視点から経営活動に有効活用していこうという視点が加えられた管理手法です。

総務担当者の“腕の見せどころ”

「企業経営と建物施設の企画・管理・活用に関する調査*」(日本ファシリティマネジメント推進協会)によると、9割近くがオフィスの施設管理は総務・庶務部門の役割と認識しています。つまり、企業の成長戦略の鍵とされるファシリティマネジメントのリード役は、総務部ということです。


ファシリティマネジメントで大切なのは、ルーチン化した業務だけでなく、企業の抱えている課題の解決に取り組む「戦略総務」という概念です。


ファシリティマネジメントは、日常的な施設の保全活動から、不動産やオフィスの立地戦略まで経営視点で幅広く取り組む必要があります。それはいわば、これまで総務で培ってきた業務の集大成ともいえるでしょう。それをどのように活用していくか、まさに総務担当者の“腕の見せどころ”といえそうです。

ファシリティマネジメントに必要な資格は?

ファシリティマネジメントの注目度とともに人気上昇中の資格が「認定ファシリティマネージャー」(日本ファシリティマネジメント推進協会認定)です。毎年400名ほどが登録されており、合格率は40%ほどになっています。体系的に学習するためにおすすめの資格です。総務担当者はぜひ資格取得を検討してみてください。


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