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1997から2012年ごろに生まれたZ世代は、社会生活でも職場でも、それまでの世代とは異なる生き方をしています。彼らにとって終身雇用は意味をもたず、転職はすでに常識です。そして、そのような意識は現在さらに広がりつつあります。
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大手人材サービス会社の調査によると、新社会人が入社直後の4月に転職サービスに登録した人の数は過去最多となったということです。さらにその登録者数は、2011年と比べると約30倍にまで増加しています。
Z世代は将来の働き方に不安を感じており、転職や副業をキャリアアップの手段としてとらえ、自身の市場価値を高めようとしていると同社では分析しています。
Z世代は、よくデジタルネイティブと呼ばれ、多様で柔軟な価値観をもっているとも言われています。しかも、その前の世代が若者だったころと比較すると、仕事に対しては安定感を求めるという特徴があります。
ワークライフバランスを重視する傾向も強く、仕事とプライベートを明確に区別しながらも、それぞれを大切にします。とくに仕事には効率性を求め、コストパフォーマンスに加えてタイムパフォーマンスの管理も得意です。これには、デジタル・ツールを使いこなす能力が関係しているのかもしれません。
その反面、自身が属する職場へのこだわりは少なく、リモートワークも含めて柔軟な働き方に対応できます。それは仕事そのものへの意識にも表れており、終身雇用が前提ではなく、自分がやりたいことのために転職することは、Z世代にとってもはや常識と言ってもよいでしょう。
みんなのエージェントが発表した「Z世代の転職意識」に関する調査**でも、Z世代にとって転職が極めて身近になっているという結果が出ています。比較的収入が多いZ世代を対象にした調査で、6割程度が転職を考えていると回答しています。しかもそのうちの8割以上は、すでに転職活動を始めていると答えているのです。
**調査概要:「Z世代の転職意識」に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年2月14日〜同年2月16日
有効回答:年収600万円以上の22歳〜26歳の会社員109名
彼らが転職を考える理由の上位には、「給料に満足していない」や、「もっと大きなプロジェクトで働きたい」などがランクインしています。これは裏を返すと、自分に対する評価に不満があることの表れかもしれません。Z世代の人材確保や、離職対策を考える上で参考にする必要があるでしょう。
Z世代は年収ややりがいの面で満足が得られる上、柔軟な働き方を探していると考えられます。企業はそのニーズに応えられるかどうか、見直すべきタイミングかもしれません。
それまでの世代とはやや異なり、Z世代は仕事に安定感を求めると同時に、必要なら転職で根本から職場環境を変えてしまうという強さも備えています。しかも転職の理由はネガティブではなく、キャリアアップなどの前向きなものです。
これからのビジネス環境では、転職による人の流れがより活発になるはずです。その中で今後中心になるZ世代を、いかにして自社に取り込むべきなのか、企業にとっても柔軟な発想が必要になるでしょう。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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