公開日 /-create_datetime-/

日本を代表するタレント事務所で、創業者による不祥事が発覚し、最終的に社名変更を余儀なくされました。こうしたネガティブなケース以外でも、企業が社名を変更するのは珍しいことではありません。ではその場合、どのような手続きが必要になるのか、社名変更の進め方について解説します。
目次【本記事の内容】
企業の名称は「商号」とも呼ばれ、社会で通用する正式名称として法務局で管理されます。また企業にはわかりやすくデザインされた「商標」というマークもあり、商号とは別に特許庁で管理されます。
商号を決める時には、なるべく他社と似ていない名称を選び、株式会社や合名会社のように種類も明記しなければなりません。また同一地域内でまったく同じ商号を用いることはできず、使用する文字についても法務省により限定されています。
社名は厳格なルールに沿って決められて登記されるため、簡単に変更することはできません。もしも社名変更をする場合には決められた手順に従って、期限内に手続きを完了しなければなりません。ここで社名変更の手続きについて、順を追って流れを確認しておきましょう。
株主総会で定款変更の決議
最初に株主総会を開き、3分の2以上の議決権をもつ株主の賛成があれば、社名変更が認められます。
変更登記申請
決められた書式で、法務局に変更登記申請書を提出します。株主総会議事録など数点の書類を添えて、株主総会での決議翌日から2週間以内に申請しなければなりません。同時に定款の変更も済ませておきます。
異動届出書の提出
管轄の税務署に、異動届出書を提出します。(なるべく早く)
法人異動届の提出
管轄の都道府県税事務所に、法人異動届を提出します。(なるべく早く)
労働保険名称・所在地等変更届の提出
労働基準監督署に、労働保険名称・所在地等変更届を提出します。期限は株主総会での決議翌日から10日以内です。
年金事務所への届出
年金事務所には「健康保険・厚生年金保険適用事業所名称/所在地変更届」を、株主総会での決議翌日から5日以内に提出します。
ハローワークへの届出
ハローワークには「雇用保険事業主事業所各種変更届」を、株主総会での決議翌日から10日以内に提出します。
いずれの手続きでも、登記簿謄本や定款のコピーが必要になるので、法務局での手続きは可能な限り早く済ませたほうがよいでしょう。
公的機関での手続きと同時に、取引先、金融機関など、新社名を知らせるべきあらゆる相手に対しても、できる限り早く社名変更を通知しなければなりません。場合によっては、契約書の再締結が必要になる可能性もあります。
費用に関しては、中小企業の場合では税金や申請などを含めて、およそ5万円と考えられます。申請を司法書士などに依頼する時には、別途数万円の費用が必要になるでしょう。
社名変更にはかなりの手間と時間がかかります。変更を検討する場合は、社内外の意見も参考にしながら、本当に必要かどうかを熟慮する必要があります。 現代においては、情報配信も重要な戦略の1つです。社名変更を実施した場合には、プレスリリースなどで積極的に新社名をPRするとよいでしょう。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
26卒エンジニア学生551名に聞く|志望度が上がる・下がるサマーインターンシップ調査レポート
管理部門職種別 面接質問集【MS-Japan】
工事請負契約書とは?作成時の注意点などを解説!
労働契約と業務委託契約の違いとは?契約書に記載すべき重要ポイントを解説
弁護士業におけるスキャン代行活用事例
PHR(パーソナルヘルスレコード)とは?企業における活用のポイントを解説
賞与計算の実務ガイド|社会保険料・所得税の計算手順と注意点をわかりやすく解説
「ピープルマネジメント」で社員の能力を引き出す方法
SOMPOホールディングス、国内社員約3万人にAIエージェントを導入。業務プロセスを再構築し、生産性向上とビジネスモデル変革を加速
ビジョン浸透が組織を変える
契約書作成の際に必ず押さえておきたい8つのポイント
請求書の印刷・封入作業をゼロに!電子請求書発行システム「楽楽明細」導入事例集
契約不適合責任とは?売買契約書で 注意すべきポイントについて
家賃補助と社宅・社員寮、自社に最適な住宅補助制度の選び方
新型コロナウィルス問題と見直しておきたい契約条項
過去最多の6.72万件、赤字企業率は47.2% 代表者60代以上の退出が加速
ポジティブフィードバック/ネガティブフィードバックとは?使い分け・効果的なやり方をSBIモデルで解説
40年ぶりの労働基準法“大改正”はどうなる?議論中の見直しポイントと会社実務への影響を社労士が解説
人手不足倒産が「年間427件」に達し、初の400件超え。建設・物流で深刻化、小規模企業を直撃する“賃上げ難型”リスク
2025年の「人手不足」倒産は過去最多の397件 「賃上げ疲れ」が顕在化、「従業員退職」が1.5倍増
公開日 /-create_datetime-/