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日本経済団体連合が、就職活動の時期などを定めた「就活ルール」廃止の方針を発表したことで、各方面に混乱が広がっているようだが、一番影響を受ける学生たちは、どのように受け止めているのだろうか。
パソナ総合研究所は、2020年卒業予定の就活生の意識を探るため、「就職活動のあり方に関する学生意識調査」を行ったが、49.4%が就活ルール廃止に賛成で、反対は39.7%だった。
【就活ルール廃止・賛成の理由】
「自分のペースで企業選びができるから」224名
「早期に内定を得られるから」116名
「その他」38名(多くの企業がインターンシップ等で学生の早期選考を行なっておりルール自体が形骸化している、現行ルールは海外留学経験者などが就職活動を行いにくい、新卒一括採用という仕組みが雇用の流動性が高まった現代にそぐわない、など)
【就活ルール廃止・反対の理由】
「学生生活全体のスケジュールが立てにくくなるから」206名
「就職活動の期間が長引くから」62名
「その他」34名(早期に就職活動を始めた学生が有利になり勉強や部活動に真面目に打ち込む学生が不利になる、1年生などまだ視野も狭く経験も浅い状態で将来を決めなければいけない状況になる、本来大学は学ぶための場であり就職活動のためだけの場ではない、など)
賛成約5割、反対約4割と、就活ルールについては賛否が拮抗しているが、学生たちが理想とする就職活動スタート時期は、「3年生の8月(夏休み)」22.3%、「3年生の12月(冬休み)」17.0%で、4年生になる前に開始したい学生が、全体の75.1%となっている。
では、就職活動を開始するまでの期間に、学生は何をしたいと考えているのだろうか。最も多かったのは「学業」457名、次いで「インターンシップ」386名、「スポーツ・趣味」371名、「アルバイト」367名である。
一応、政府としては、従来通りの就活ルールを維持するという方針のようだが、人事担当者にとっては、採用計画を根本的に練り直す必要もあるだけに、就活ルールがこの先どうなるか、当分、目が離せそうにないようだ。
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