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ITアウトソーシングの全貌:ビジネス戦略から詳細な仕事内容まで

公開日2023/11/11 更新日2023/12/11


※左上のアイコンについて


ITアウトソーシングとは

ITアウトソーシングとは、企業が自社のIT関連業務の一部または全部を、外部のITサービス会社に委託すること。コスト削減や専門性の高いサービスの利用、コア業務への集中など、さまざまなメリットがあります。


情報システム業務の例としては、システム開発、運用、保守などが挙げられます。具体的には、企業のIT部門が担当していた業務を、ITに特化した業者に委託し、自社の業務効率を向上させるのです。海外の業者に委託する場合も多く見られます。

ITアウトソーシングの仕事内容

ITアウトソーシングは、企業が自社のIT関連業務を外部の専門組織に委託する形態の一つです。コスト削減や効率化を追求する経営資源の有効活用や、専門的な知識や技術を持つパートナーとの協業によるビジネス価値の向上が求められています。


ITアウトソーシングの業務範囲は広範であり、プロジェクトマネジメント、ソフトウェア開発、ITインフラストラクチャ管理などがあります。


プロジェクトマネジメント

プロジェクトマネジメントでは、プロジェクトの全体的な進行を管理し、リソースの調整、コスト管理、時間管理、リスク管理など、プロジェクトがスムーズに進行し、適切に完了するための業務全般を行います。


これには、プロジェクトの目標設定、計画立案、実行、監督、終了までのプロジェクトライフサイクル全体をカバーします。そして、プロジェクトが成功裏に完了できるように、各種ステークホルダーとの円滑なコミュニケーションを維持し続ける重要な役割も担っています。


ソフトウェア開発

ソフトウェア開発では、クライアントの要求に基づき、企画から設計、開発、テスト、保守までの一連の流れを担当します。


具体的には、システム設計書の作成、ソフトウェアのプログラミング、機能テストの実施、バグ修正、そして適切なドキュメンテーションの作成といった作業が含まれます。これら全体を通じて、ソフトウェアの品質を保証するための作業が不可欠となります。


ITインフラストラクチャ管理

ITインフラストラクチャ管理では、企業のIT設備やシステムの適切な運用・維持を担当します。具体的には、サーバーやネットワーク機器の管理、システムの監視・保守、障害対応、またセキュリティ管理などがその主な業務となります。


これらの業務を通じて、システムの安定稼働を担保し、ビジネスの支障が出ないようにします。また、技術的な複雑さからくる問題やリスクを回避・軽減する役割も果たしています。

ITアウトソーシングの契約形態

ITアウトソーシングの契約形態には様々なものがあります。その中で最も一般的なものは、プロジェクト契約、人材派遣契約、フルアウトソーシングといった3つの形態が挙げられます。


それぞれ異なった特性と用途を持っており、求められる労働力や企業の目標によって選択する契約形態が変化します。具体的な特性及び適した場面について詳しく見ていきましょう。


プロジェクト契約

ITアウトソーシングの中でも、プロジェクト契約は特定のプロジェクト全体を外部の企業に委託する形態を指します。この契約形態は時間や予算、品質といったプロジェクト管理の全てが外部に委ねられるため、社内のリソースを他の重要な業務へ集中させることができます。


一方で、自社でコントロールできる範囲が狭くなるため、納品物の品質やプロジェクトの進行状況に対する影響力が限定的になることがデメリットとして考えられます。


プロジェクト契約は、特に一過性の大きなプロジェクトや、専門知識を必要とするプロジェクトにおいて有効な契約形態でしょう。


人材派遣契約

次に、人材派遣契約です。これは、特定の職種や役割に適合する専門性を持った人材をアウトソーシング先から派遣してもらう形態を指します。業務の範囲や期間、必要な人材のスキルセットなどにより、最適な人材を選定し派遣してもらうことが可能です。


人材派遣契約は、特定のスキルセットを持った人材が不足している場合や、期間限定で追加の人員を必要とするプロジェクトなどに最適な形態と考えられます。
しかし契約期間が過ぎると人材が抜けることとなり、その後のフォローや継続性の確保に苦労する一面もあります。


フルアウトソーシング

最後に、フルアウトソーシングです。これは企業全体または特定部門のIT業務をすべて外部の専門企業に委託する形態を指します。これにより、自社の事業をより効率的に運営するためのリソースを確保することが可能です。加えて、専門的な知識やコスト削減など、多大なメリットがあります。


ただしこの契約形態は、外部企業に業務を一任するため、適切なパートナーを選ぶこと、またそれによる信頼関係の構築が非常に重要となります。フルアウトソーシングは、一部業務ではなく、全体の業務を委託するため、十分な計画と配慮が必要な契約形態と言えるでしょう。

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