詳細はこちら
サービスロゴ

学ぶ

Learn

サービスロゴ

もらえる!

Present!

【2024年賃上げ】労使・専門家による予測は「賃上げ額:1万1,399円」・「賃上げ率:3.66%」と2023年実績並みの水準に

公開日2024/02/28 更新日2024/02/27


一般財団法人 労務行政研究所は2024年1月31日、「賃上げ等に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査期間は2023年12月1日~2024年1月15日で、労・使の当事者および労働経済分野の専門家478名(労働側244人、経営側128人、専門家106人 ※「(3)2024年春季交渉で課題・焦点となる人事施策」については労働側271人、経営側136人)から回答を得ている。本調査結果から、2024年の賃上げの額や率、実施意向、および検討状況などが明らかとなった。

目次【本記事の内容】

  1. 2024年の“賃上げ額”は「1万1,399円」、“賃上げ率”は「3.66%」に
  2. 定期昇給は労使ともに「実施」が約9割に。ベースアップの実施意向も強く
  3. 2024年春季交渉で課題・焦点となる人事施策は労使ともに「人材の採用・確保」がトップ

2024年の“賃上げ額”は「1万1,399円」、“賃上げ率”は「3.66%」に

日本経済は、コロナ禍からの経済活動正常化に伴い約30年ぶりに賃上げが実現するなど、停滞から成長へ移行する大転換期を迎えている。そのような中、2024年の賃上げはどのような見通しとなるのだろうか。なお、同研究所は賃金交渉の動向を把握するための参考資料として、1974年から毎年本調査を実施している。


はじめに同研究所は、東証プライム上場クラスの一般的水準(定期昇給込み)を基にした「2024年の賃上げ見通し」(主要企業賃上げ額・率は厚生労働省調べ)を調査した。すると、全回答者478名の平均の「賃上げ予想額」は「1万1,399円」だった。また、「賃上げ予想率」は「3.66%」で、2023年実績並みの水準となる見通しだ。


労使別に平均値をみると、「労働側」が「平均賃上げ予想額:1万1,941円・賃上げ予想率:3.85%」、「経営側」が「同1万1,052円・同3.54%」だった。労働側が、経営側を賃上げ予想額で「889円」、賃上げ予想率で「0.31ポイント」上回る結果となった。


定期昇給は労使ともに「実施」が約9割に。ベースアップの実施意向も強く

続いて、同研究所が「自社における2024年定昇・ベアの実施意向と検討状況」を聞いたところ、……


記事提供元



採用、教育・研修、労務、人事戦略といった最新のHR情報を扱う日本最大級の人事ポータルサイトです。HRの専門家によるコラムや、HR総研調査レポート、人事に役立つeラーニング「HRプロ講座」など人事はもちろん、マネジメント層や経営者などにも役立つ情報が満載です。

ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

関連ニュース

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報