公開日 /-create_datetime-/

春は出会いと別れの季節。この時期は社内でもイベントを企画・参加することが多いのではないでしょうか。
今回は管理部門・士業として働く方々を対象に、「春の社内イベント」についてアンケート調査を実施し、結果をまとめました。
調査概要
調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国の管理部門・士業人材
調査テーマ:「春の社内イベント」に関する実態調査
有効回答数:381名
調査実施日:2024年2月24日~3月4日
調査主体:株式会社MS-Japan(https://www.jmsc.co.jp/)
注釈 ※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。
目次【本記事の内容】


勤務先で春に社内イベントを実施している割合は、全体の47.2%でした。従業員数別で見ると、従業員数が多いほど社内イベントを実施しており、「10名以下」の17.2%と「1,000名以上」の56.5%で約3.3倍の差があることが分かりました。 従業員数が少ない企業・事務所では日頃からコミュニケーションをとっているため、イベントとして別途なにかをすることは少ないと考えられます。
また、実施される社内イベントとしては「歓迎会」が47.2%を占めており、次点で「社員総会/キックオフ」が44.4%、「送別会」が30.0%という結果でした。 その他は「社員旅行」や「周年イベント」などがありました。

春に開催される任意参加の社内イベントへの参加意欲を調査しました。「参加したい」「どちらかというと参加したい」が43.0%、「参加したくない」「どちらかというと参加したくない」が57.0%と、後者の方が多いことが分かりました。

職種別で見ると、「参加したい」「どちらかというと参加したい」と回答した人の割合は「士業・事務所勤務スタッフ」が最多で55.9%でした。 一方で、参加意欲が低いのは「経理」で67.4%が「参加したくない/どちらかというと参加したくない」と回答していました。

男女別で見ると、男性は「参加したい」「どちらかというと参加したい」が47.5%、「参加したくない」「どちらかというと参加したくない」が52.4%と参加意欲が高い人と低い人の割合がほぼ半々でした。 対して女性は「参加したくない」「どちらかというと参加したくない」の70.4%が「参加したい」「どちらかというと参加したい」の29.6%を約2.5倍上回る結果となりました。

春に実施される任意の社内イベントに「参加したい」「どちらかというと参加したい」と回答した方に、参加したい社内イベントを調査しました。 割合が多い順に、「歓迎会」45.6%、「親睦会」43.3%、「送別会」33.3%という結果でした。会社・事務所によってイベントの詳細は異なるものの、比較的天気に左右されず準備の工数が少ないイベントの方が人気の傾向があります。

春の社内イベントに「参加したい」「どちらかというと参加したい」と回答した理由を聞いたところ、最多は「普段関わりのない人と交流したいから」で回答者の51.7%を占めていました。
また、次点で「同じチームの人とより交流を深めたいから」が32.2%となっており、社内イベントを通じてコミュニケーションをとりたいと考えている人が多いことが分かりました。

男女別で見てみると、「イベントに参加することが好きだから」「仕事の息抜きになるから」と回答した人の割合が、女性よりも男性の方が多い結果となりました。 一方、「他の社内イベントが楽しかったから」と回答した人は男性よりも女性の方が多いことが分かりました。

次に、社内イベントに「参加したくない」「どちらかというと参加したくない」と回答した人に理由を聞きました。割合が多い順に、「自分の時間を大切にしたいから」が47.5%、「気を遣いたくないから」が43.3%、「イベントが苦手だから」が30.9%という結果でした。

男女別に見ても、「自分の時間を大切にしたいから」「気を遣いたくないから」が上位を占めています。
なお、その他の回答としては、「花粉症で必要最低限以外の外出は控えたいから」という春ならではの理由や、「社内イベントに参加している時間を仕事に使いたいから」などがありました。
春の社内イベントにおいて、思い出や苦労話を自由回答形式で尋ねてみました。その一部をご紹介します。
<思い出話>
・今までコミュニケーションがあまり取れなかった社員と、よくコミュニケーションを取れるようになった(人事)
・コロナ第5類になってから初めて参加した歓迎会で、所長の隣の席になり、ゆっくり話ができて所長の気さくな人柄が分かってよかった(士業)
・日常的に行けないお店に行ける機会があり嬉しかった(経営企画)
<苦労話>
・幹事仕事することが多いので基本的に絶対参加になり片づけも苦労する(総務)
・主催側でみんなに満足してもらえるような企画をすることが大変(経理)
・社員旅行の幹事を任されて色々段取りしたのに、誰も労ってくれなかったのは辛かった(士業)

最後に、社内イベントの適切な頻度を調査しました。最も割合が多かったのは「年1~2回」で全体の42.5%を占めていました。
春の社内イベントの参加意欲別で見てみると、「参加したくない」「どちらかというと参加したくない」と回答した人において、「社内イベントは必要ない」と回答した人が53.9%を占めているものの、「年1~2回」が適切だと回答した人が39.6%と4割弱いることが分かりました。
以上が、管理部門・士業人材を対象に実施した「春の社内イベント」に関するアンケート調査の結果です。 今回の調査で半数近くが春に社内イベントを実施していることが分かりました。
また、任意の社内イベントに関して参加意欲を調査すると、「参加したい」「どちらかというと参加したい」割合よりも「参加したくない」「どちらかというと参加したくない」割合が14.0%上回る結果となりました。
「Manegy」では春の社内イベントに関する調査以外にも、様々な調査を実施しその結果を本サイトで提供していますので、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
オフィスステーション年末調整
【電子署名の導入を検討中の方にオススメ!】電子署名ガイドブック
海外法人との取引を成功させる!英文契約の基礎知識
アフターコロナの採用戦略とコスト最適化
電子署名の適法性 ~日本の裁判手続きにおける電子署名の有効性~
紙文化から抜け出せない経理へ──今すぐ始める「電子化」のススメ【セッション紹介】
請求書に収入印紙は必要?不要な場合と必要になる条件をわかりやすく解説
作業指示書の“言った言わない”を防ぐ電子管理術
新リース会計基準による税効果会計への影響 第1回 新リース会計基準の税務への影響
従業員の離職要因「人間関係」が最多 経済的な側面より、ストレスなく働ける職場環境を重視
どう選ぶ?契約ライフサイクル管理(CLM)ソリューションの選定に役立つ評価チェックリスト
~質の高い母集団形成と採用活動改善へ~内定辞退者ネットワークサービス資料
契約書チェック(契約審査)の重要性とチェックを行う際のポイント
法人税対策・実物資産投資の新たな選択肢 最新情報掲載 『日本型オペレーティングリースガイドブック』
株式会社I-ne導入事例~月間の受注データ件数は20万件以上!『 Victory-ONE【決済管理】』の導入で 業務効率化と属人化の解消を実現~
旬刊『経理情報』2025年10月20日号(通巻No.1757)情報ダイジェスト
請求漏れの原因と正しい対処法|お詫びメール文例・再発防止策
内部統制・監査対応に強い30代経理はなぜ採用ニーズが高いのか?(前編)
いまの経理業務に限界を感じたら——再構築で見えてくる最適な経理体制とは【セッション紹介】
旬刊『経理情報』2025年11月1日号(通巻No.1758)情報ダイジェスト①
公開日 /-create_datetime-/