公開日 /-create_datetime-/

「本を読まなくなった」と言われるが、楽天ブックスが実施した「上司と部下の読書事情に関する調査」によると、部下や後輩にもっと本を読んでほしいと思う管理職は60.0%にのぼることが明らかになった。
この調査は、管理職400人と、役職についていない20代前半の若手社員300人の、計700人のビジネスパーソンを対象に行ったもので、2019年の読書に関する目標や、上司が部下に本を薦めた経験があるかなど、役職別の実態に迫っている。
さて、その調査結果だが、ビジネスパーソンの2019年の抱負のトップは「貯金をしたい」(48.3%)、次いで「読書をしたい」(32.1%)が続いているが、2018年の読書量を聞いたところ、60.8%が月に1冊未満しか読書をしていないという結果だった。
一方、月に1冊以上本を読んでいる層を役職別にみると、管理職は41.6%で、若手社員の割合は36.0%と、若手社員よりも管理職の方が本に接する機会は多く、部下・後輩にもっと本を読んでほしいと思う管理職は60.0%にのぼり、そのうちの6割以上(63.3%)が実際に本を薦めた経験があると回答している。
管理職が本を薦めたいと思っているのは、「今後成長が期待できる部下・後輩」(36.7%)、「仕事に対して意欲的な部下・後輩」(32.1%)で、実際に上司・先輩から本を薦められたことがある若手社員は47.0%となっている。
そのうち、上司・先輩から薦められた本を「よく読んでいる」(15.6%)、「たまに読んでいる」(42.5%)で、6割近くが薦められた本を読んでいるようだ。
さて、新社会人に薦めたい本として管理職が挙げていたのは、「人を動かす」(デール・カーネギー)、「失敗の本質」(戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎)、「7つの習慣」(スティーヴン・R.コヴィー)といった時代を超えて読み継がれる、名著と呼ばれるビジネス書だ。
また、「竜馬がゆく」(司馬遼太郎)、「坂の上の雲」(司馬遼太郎)など、大きな決断を迫られたときの人間力が描かれた歴史小説を挙げる人も見られ、仕事のテクニックだけでなく、人間性を磨いてほしいという管理職の思いの表れというべきか。さて、新社会人を迎える部長や課長は、どの本を薦めるか、そろそろ選んでおくべきではないだろうか。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
新型コロナウィルス問題と見直しておきたい契約条項
【新卒エンジニア採用】内定承諾の決め手・辞退の本音
全国の社宅管理担当者約100人に聞いた!社宅管理実態レポート
「チェックリスト付き」電子契約サービスの失敗しない選び方
契約書チェック(契約審査)の重要性とチェックを行う際のポイント
営業DXを実現する社内研修・DX人材育成のポイントを解説
実は勘違いしていた?“Z世代”の仕事観とコミュニケーションのポイント│いまどきの若手社員”Z世代”の仕事観
給与明細は紙?従業員にも管理者にもやさしい電子保管法
【総務・経理必見】財務分析とは?基本指標と活用法をわかりやすく解説
生成AIも対人も「伝わらない」がストレスに、背景には「読み取る力」と「伝える力」 漢検協会
オフィスステーション年末調整
社宅管理業務の全体像がわかる!社宅管理業務フローガイド
海外法人との取引を成功させる!英文契約の基礎知識
アフターコロナの採用戦略とコスト最適化
新卒エンジニア採用施策アイデア大全
社労士が解説する休職の判断ポイントと傷病手当金
領収書をスマホで撮影した際の注意点とは?経理担当が知っておくべき法令対応をわかりやすく解説
最低賃金の改定、企業の約6割が「給与を変更」 2020年代の1,500円は「対応不可能」が半数
【労務のプロが解説】IPO準備で労務が果たす役割とは?必要な体制・スキル・キャリアパス(前編)
【わかりやすく解説】健康経営とは?取り組み事例とメリット、優良法人認定制度を解説
公開日 /-create_datetime-/