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AIによる業務効率化の波は、企業の人事評価にも及んでいます。従業員が不満を抱くことがない公正な人事評価のためには、感情をもたないAIのほうが人間より適任かもしれません。
しかし、AIに人事評価を任せることは現実的に可能なのでしょうか。そこに問題はないのか、活用するとどのようなメリットがあるのか、プラスとマイナスの両面からAIの可能性を考察します。
企業内での一般的な人事評価は、職務を遂行する能力の評価と、一定期間中に達成した業績の評価を基準に行われます。この評価は給与や役職の決定に大きく影響するため、人事担当者には公正で適切な評価が求められます。
企業が組織を運営する上で、従業員のやる気を高め、適切な人員配置により業務効率を高め、企業内の代謝を促進して業績を向上させるためにも、人事評価は慎重にミスなく実施されなければなりません。
他人に対する評価とは非常に難しいものであり、誰もが満足できる評価を下すことは、非常に難しいといえます。その根本的な理由を、大きく2つに分けて考えてみましょう。
1つ目は、人事評価には絶対的な基準がないことです。あらゆる項目を考慮して評価リストを作成すると、ぼう大な量になってしまうでしょう。それを担当者がすべてチェックすることは現実的ではありません。
そのため、人事評価は企業によって基準が異なり、担当者によっても基準が異なることさえあります。しかも明確な数値化が難しい業務なので、試験のように点数で評価することもできません。
2つ目の理由は、評価を受け取る側にも基準がないことです。評価結果に対する反応は、個人ごとに千差万別です。評価する側とされる側との見解にズレがあると、正当に評価されていないという不満が生じます。一定の基準で誰もが納得する評価を下すことは、非常に難しい問題なのです。
AIには感情がないため、公正さでは人間をはるかに上回るでしょう。感情を交えず絶対的な基準で評価を下すこともできます。さらに完全中立的なAIによる評価なら、評価される側も納得するのではないでしょうか。
また、AIなら評価項目が膨大になっても、同一基準で効率的に人事評価をまとめられるでしょう。それは評価の精度を高めることにもつながり、人事部門の業務効率化も可能になります。人事評価の課題は解決できるように思えます。
AIにはディープラーニングという技術が応用されており、インターネットで収集できるさまざまな情報を解析して、最適な答えを導き出します。しかし思考能力をもっているわけではありません。
AIによる作業精度を高めるためには、集められる限りの大量のデータが必要で、答えの導出プロセスも人間が指示しなければなりません。そうした準備が不十分であると、根拠のない答えを出す可能性があり、出した答えをあらためて人間が確認することになります。
人事評価には公正さと中立性が求められるため、AIを活用するメリットは大きいかもしれません。評価基準に従って感情を交えず判断を下せることは、評価される側にとってもプラスの効果をもたらすでしょう。
一方で準備や設定作業とコストを考えると、完全に業務をAIに任せることは時期尚早ともいえます。AIをサポート役として活用しながら、人事評価システムの効率化を図ることが、現状ではベストな選択ではないでしょうか。
■参考サイト
AIによる人事評価が日本でも浸透していくのだろうか?
人事異動は担当者の勘に頼るかAIに委ねるべきか
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