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EC・通販サイトに記入されたレビューは広告などに二次利用できる?

公開日2024/08/02 更新日2024/08/02 ブックマーク数
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EC・通販サイトに記入されたレビューは広告などに二次利用できる?

EC・通販サイトで買い物をする人は、実店舗と違って商品を実際に手に取ることができません。その代わりに、レビューを商品購入の際の参考にする人が多いのです。では、EC・通販サイトは、購入者によって書き込まれたレビューを広告に利用することはできるのでしょうか?本稿では、レビューに関する著作権について解説します。

目次本記事の内容

  1. レビューを有効活用できればEC・通販サイトの評価が上がる?
  2. EC・通販サイト運営者への許諾
  3. 利用規約にレビューに関する項目を盛り込む
  4. まとめ

レビューを有効活用できればEC・通販サイトの評価が上がる?

EC・通販サイトでレビューの効果が大きいのは、実際にその商品を購入し手に取った人の感想を読むことで、実際の商品をイメージできるからです。それだけでなく、評価の高いレビューが多ければ、安心してその商品を購入することができます。逆にレビューが少なかったりレビューの評価が低かったりすると、その商品に対する不安要素になってしまいます。このようにレビューは、EC・通販サイトで販売している商品の売れ行きを大きく左右するほどの影響力を秘めているのです。

EC・通販サイトを利用するお客さんがどのようにレビューを見ているかというと、レビューの内容だけでなく、点数や星の数による評価、投稿数、投稿の時期にまで及びます。レビューの点数や件数によって、EC・通販サイトで上位表示されるようになるといった効果も見込めます。

このように通常のレビューだけでも大きな影響が見込めますが、評価の高いレビューを有効活用することができれば、より販売促進効果が高まるのです。一つの方法として、トップページや商品ページの目立つところにレビューを表示させる方法があります。特に商品ページの買い物かごの近くにレビューを表示させておけば、購入を迷っているお客様に対して積極的にアピールすることができます。

それ以外に、レビューを二次利用するという方法もあります。次項からはレビューの二次利用について、法律的に問題がないか、見ていきましょう。

EC・通販サイト運営者への許諾

レビューを二次活用して良いかどうかは、EC・通販会社に対して許諾が認められるかどうかが重要になります。一般的に、……

◆WRITER

弁護士 小野 智博
弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所 代表弁護士

企業の海外展開支援を得意とし、日本語・英語の契約をレビューする「契約審査サービス」を提供している。
また、ECビジネス・Web 通販事業の法務を強みとし、EC事業立上げ・利用規約等作成・規制対応・販売促進・越境ECなどを一貫して支援する「EC・通販法務サービス」を運営している。

著書「60分でわかる!ECビジネスのための法律 超入門」


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