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売掛金の仕訳方法を事例と実務の流れを交えてわかりやすく解説

公開日2024/09/30 更新日2024/09/29 ブックマーク数
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売掛金の仕訳方法を事例と実務の流れを交えてわかりやすく解説

売掛金とは、商品やサービスを提供した時に生じた売上に対して発生した未回収の代金をあらわす勘定科目です。

たとえば製造業や卸売業では、製品や商品を取引先に納品するたびに、毎回現金で決済を行うことはありません。通常は、納品した分の代金を、一定の期日にまとめて支払うという約束を取り交わします。この売上に対して発生した代金を受け取る権利が「売掛金」です。

売掛金は貸借対照表(B/S)の勘定科目で、「流動資産」として分類されます。簿記の実務では、商品やサービスを相手側に提供した時点で収益を認識し、売掛金として仕訳を計上します。その後金銭の受け取りが実現したタイミングで、売掛金回収の仕訳を起票します。売掛金の詳細については、「売掛金とは」の記事を参照してください。

目次本記事の内容

  1. 売掛金の処理の流れ
  2. 売掛金の仕訳方法
  3. 売掛金の仕訳例
  4. 売掛金が回収不可能・未回収の場合の仕訳方法
  5. 売掛金でよくある質問
  6. 売掛金の仕訳を正しく理解して会計処理を行おう
  7. PR:おすすめ入金消込のサービス一覧

売掛金の処理の流れ

売掛金は、商品を相手方に引き渡し帳簿に計上した後は、代金を回収したタイミングで、決められた手順に従い処理を行います。まずは、その3つのステップを確認しましょう。

1.売上計上

売掛金とは、商品やサービスを提供した時に生じた売上に対して発生した未回収の代金を債権として計上したものです。

なお、実際に売掛金を計上するタイミングは、「商品を提供した時点」をいつにするかによって異なります。「商品を提供した時点」の決め方、捉え方は企業に委ねられており、事業者の事情に合わせて選ぶことができます。具体的には、「取引先に商品を発送した日」あるいは「取引先に商品が届いた日」、また「相手が商品を検収した日」のいずれかを、収益の「実現」(売上を計上する日)と考え、売上の計上・売掛金の計上の仕訳を行います。

こうした、「商品を提供した時点」で収益を認識し、売上を計上する考え方を「実現主義」と言います。

2.請求書発行と入金確認

商品やサービスの提供時には、取引先に納品書と請求書を送付します。請求書の発行業務は正確さが求められるため、手入力や封入作業による人的ミスが発生しないよう、請求業務を自動化するシステムで業務を効率化する企業が増えています。その後は信用取引の原則に基づいて、請求書を受け取った企業は該当する期間の請求額を合計して支払いを行います。

代金を受け取った企業は、請求した金額と入金額にズレがないかどうか、慎重に確認しなければなりません。

3.売掛金の入金消込

入金確認で問題がないことが確定したら、売掛金の入金消込作業を行います。この作業により、売掛金として計上されていた債権を消し込みます。もしも、……


記事提供元



株式会社アール・アンド・エー・シー
R&ACは創業から2024年で20周年を迎え、長きに渡り入金消込業務を中心とした入金消込・債権管理システム「Victory-ONEシリーズ」の開発に特化してきました。2024年に累計導入実績1,500社を突破した導入実績No.1の「Victory-ONEシリーズ」は、請求・入金の照合を自動化し、入金消込業務を大幅に効率化します。入金・回収業務の効率化による作業負荷の軽減に加え、債権管理の正確性向上、滞留債権の早期把握、迅速な回収促進などを実現します。


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