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従業員の働きやすさや、オフィスでの過ごしやすさをサポートする福利厚生にはあらゆる種類があり、会社や業界ごとにどのようなサービスが適しているかも大きく異なります。スキルアップ支援や住宅手当、健康促進や食事補助などその目的もさまざまですが、仕事のモチベーションアップや業績向上のために福利厚生を活用しているケースが多いのではないでしょうか。
法人向け置き菓子『snaq.me office (スナックミーオフィス)』を提供している私たちスナックミーは、会社員の方々を対象に【福利厚生の導入状況と従業員のニーズ】にまつわる調査を実施。その結果から、業務モチベーションの向上には「置き菓子」と「オフィスコーヒー」の福利厚生導入が効果的という気づきを得ることができました。企業による福利厚生選定の実態と、従業員の思う理想との乖離点なども踏まえつつ、調査の結果をご覧ください。
■ 調査概要:福利厚生の導入状況と従業員のニーズ
■ 調査対象:25〜59歳の会社員の男女
■ 調査期間:2022年12月12日(月)〜12月14日(水)
■ 調査方法:ネットリサーチ
■ 調査地域:全国
■ 有効回答数:562サンプル
ひとくちに「モチベーションアップ」といっても、そのアプローチの切り口はさまざまです。たとえば栄養バランスのいい食事を安価あるいは無償で提供し、食生活の充実や金銭負担軽減により従業員の勤労意欲を高める方法や、業務達成度に準じたインセンティブ(報酬)付与制度を設ける方法、気分転換やリラクゼーションの機会を提供して休憩の質を高めるといった手段も考えられます。個々人の業務内容や勤務体系によってモチベーションアップにつながりやすい福利厚生が変わってきますが、いずれの手段においても、以下のような性質を持つサービスであることが求められます。
他社に具体的にどのような福利厚生が導入されているか、またその傾向はどのようか…といった情報を、業界を横断して知ることのできる機会はそう多くないかもしれません。メーカーや代行会社・代理店などが提供する福利厚生サービスが非常に数多くある中で、とくに普遍的に利用されているものを可視化するため、まず始めに【勤務先のオフィスに現在導入されている福利厚生】について尋ねたところ、以下のような回答が得られました。
ドリンクの自動販売機や社員食堂など、飲食に関するサービスが上位を占めています。こういったサービスは企業の人事・総務・管理部門スタッフが「何か福利厚生を導入しよう」と考えたとき、社内インフラ強化も兼ねる取り組みとして候補に挙がりやすいこと、そのポピュラーさから社内稟議に通りやすいことなどが推測できます。
また人によって利用有無が大きく異なる福利厚生とは違い、コーヒー・お菓子・お弁当などの飲食品および嗜好品は従業員からのニーズが高く、おのずと利用率も高水準を維持しやすいという点も企業にとっては大きな魅力のひとつでしょう。知名度の高い国民的飲食品メーカーや大手コンビニエンスストアが法人向けに提供しているサービスも多いため、導入時の心理的ハードルが低く、安心して契約できるという点も要因のひとつと思われます。
その一方で、レクリエーション開催や運動セミナーなどの一見ユニークな福利厚生の導入率は、飲食サービスに比べると低めの割合に落ち着きました。こういったサービスは従業員の団結力向上や運動機会増加などの魅力的なベネフィットをもたらし得る福利厚生といえますが、いずれもこまめな開催や参加継続が必要な「企業が『長く続けて初めて価値が発揮される』と認識しているサービス」と言い換えることもできます。
それらに比べると、飲食サービスは「コンビニに出かけなくても社内で軽食を買える」「お茶やコーヒーを安く調達できる」「節約しながら栄養バランスのいい食事をとれる」といった細かな利点を日々確実に、かつ手軽に享受することが可能です。何はともあれオフィス環境の利便性を上げて、従業員満足度や勤労意欲を向上させたい…そんな経営者側のニーズをスピーディーに満たせる手段として人気が高いという背景がうかがえます。
では実際のところ、企業に勤める従業員たちはどういった福利厚生のある労働環境を望み、何のサービスがあると今以上に精力的に働くことができると考えているのでしょうか。【オフィスにあったら仕事のモチベーション向上に役立ちそうな福利厚生】を尋ねたところ、以下のような結果が得られました。ぜひ前項のアンケート結果と比較しながらご覧ください。
【勤務先のオフィスに現在導入されている福利厚生】の結果と近しい並びではありますが、よく見比べてみると興味深いいくつかの発見が得られます。実際の導入率では首位であった「ドリンクの自動販売機」がこちらの結果では6位とあまりふるわず、逆に実際の導入率が15.3%とさほど高くはなかった「置き菓子」がこちらでは首位となっているなど、細かなポイントに乖離があることがわかりますね。中でも自動販売機は、従業員にとっては仕事のモチベーション向上につながる福利厚生というより「あって当然の社内設備」のひとつとして認識されている可能性が高いと推測できます。
また、職場のコミュニケーション活性化やチームワーク強化に役立ちそうな「レクリエーション開催」の順位が低い(8.9%)点も注目すべきポイントのひとつです。福利厚生を通じて従業員間の交流を生み出し、業務パフォーマンスによい影響を得たいと考える場合は、行事開催以外の手段(たとえば社内カフェスペースの提供など)を講じたほうが従業員の理解・支持を得やすく、結果として取り組みの成果も出やすいといえるでしょう。
この調査結果から学び・気づきを得るためには、設問の軸が「嬉しい/欲しい」ではなく「仕事のモチベーション向上に役立ちそう」という点にあることを改めて念頭に置く必要があります。お菓子やコーヒーは嗜好品の側面が強く、お弁当やお茶などに比べると「利便性向上」より「お楽しみ要素」に寄ったサービスであると捉える企業さまも多いことでしょう。しかし、そのような必要不可欠ではないプラスアルファ要素のある環境こそが業務意欲を促進し、気持ちよくポジティブに働く鍵になり得るという仮説が立てられます。
加えて、マッサージや運動などのウェルネスを意識したサービスが「モチベーション向上」を軸としても従業員から一定の支持を得ている、というのも注視したいポイントです。健康経営(※)を目的に、企業側から従業員にヘルスリテラシー向上を説く場面は往々にしてありますが、従業員自身が「仕事のためにも健康な体づくりが必要」と捉えているであろう点には、近年の世間全体における健康意識の高まりが見てとれます。
※「健康経営」とは、経済産業省により提唱されている施策のひとつ。企業が従業員の健康保持・増進につながるアクションを戦略的に実践することで、将来的に企業や事業の成長へとつなげる取り組みのことを指します。
「モチベーションアップにつながる福利厚生を、何でもいいから新しく導入してみたい」「福利厚生を通じて仕事に励める環境を整備し、従業員を応援したい」という場合は、従業員からのニーズが高く運用・管理も容易な、置き菓子サービスとオフィスコーヒーサービスを利用してみるのがおすすめです。費用とスペースのかさむ大型什器(冷蔵庫/自動販売機/無人売店型オフィスコンビニ/業務用ドリンクサーバーなど)の使用を必須とせず、休憩スペースや給湯室の一角で少量からでも始めやすいという大きなメリットがあります。
仕事中の気分転換に甘いものやガムを食べた経験は、きっと誰しもがお持ちのはず。置き菓子サービス導入メリットの筆頭としては「気分転換・リフレッシュ・糖分補給に役立つ」という点が挙げられますが、活用次第でさらに多くのベネフィットを得ることができます。たとえば小腹の減る午後や残業中、お菓子を買いに社外のコンビニへ出かけるとなると、オフィスの立地やコンビニの混雑具合によっては戻ってくるまでに小休憩以上の時間を要してしまうことも。社内に置き菓子があればその離席時間を短縮化し、集中力が途切れたり残業が無為に長引いたりする事態の防止にもつながります。
またコンビニやスーパーでも買える馴染み深い市販品ではなく、ご褒美感覚で楽しめるお菓子(珍しいもの/高級感のあるもの/パッケージデザインがお洒落なものなど)を提供すると、コミュニケーションのきっかけや出社意欲の醸成、従業員間でのアイスブレイク・雑談の話題としても機能させることができます。設置スペースがおおむねコンパクトで済み、予算や好みに合うサービスを多くの選択肢から選べる柔軟性の高さも人気のポイントです。
ポストコロナ時代といわれるようになった昨今、リモートワーク推進やオフィス回帰など企業ごとにさまざまな方針がみられますが、その中で従業員同士の交流機会創出に悩む人事・総務・管理部門ご担当者さまも多いと思われます。「コーヒーコミュニケーション」という言葉があるように、オフィスコーヒーは職場のコミュニケーション活性化にも役立てられる重要なツールのひとつ。社内のコーヒーコーナーを拠点に、多くの従業員が自然と集まるマグネットスペースを構築することも可能です。
といっても、必ずしも大掛かりなコーヒーマシンを導入しなければならないというわけではありません。手軽なドリップコーヒーやインスタントコーヒーの提供から始めてもよいですし、メーカーの無料トライアルやお試し期間を活用して、逆に最初からこだわりのマシンを利用してもよいという自由度の高さも大きな魅力です。置き菓子と併用することで、これまであまり活用できていなかった休憩コーナーを「オフィスカフェ」として再構築できる可能性も秘めています。提供時はノンカフェインのデカフェコーヒーも併せて用意するとなおよいですね。
福利厚生を通じて従業員のモチベーション向上を真に叶えるには、多額の予算を投じるよりも、まずは現場の声を知ろうとする姿勢がなにより重要です。今回の調査によりその需要を可視化できた置き菓子とオフィスコーヒーは、大企業でないと導入が難しい社員食堂施設などと異なり、中小企業や小さな事務所、店舗のバックヤードであっても手軽に運用できるのが最大のメリットでもあります。小規模から始めて無理なく続けやすい置き菓子とオフィスコーヒーを活用して、より従業員想いのオフィス空間構築をぜひ推進してみましょう。
記事提供元
株式会社スナックミーでは、お菓子による複合的法人向けサポート『snaq.me office/スナックミーオフィス』を展開しています。福利厚生の無添加置き菓子・オフィスコーヒー・社食・オフィスコンビニ・コーポレートギフトなどのサービスを通じ、企業さまの健康経営やコミュニケーション活性化を、おいしくてギルトフリーな「おやつ体験」を通じて応援中。人事・総務ご担当者さまや経営者さまを助けるあらゆる情報を発信します。
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