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不適切な会計処理で自滅、資金繰り悪化を隠ぺいした不動産会社の破産

公開日2025/03/29 更新日2025/03/28 ブックマーク数
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不適切な会計処理

東京都新宿区のある不動産会社は、事業継続と資金調達のため不適切な会計処理を重ね、最終的には経営が立ちゆかなくなり破産に追い込まれた。しかし最後まで財務面は黒字で計上していたという。

コロナ後の事業拡大が命とりに

この会社は中古マンションを仕入れ、リフォーム後再販する事業がビジネスの中核だった。新型コロナウイルス問題で打撃を受け、大幅に売り上げが落ち込んだものの、業績回復を狙って物件の仕入れを増やす戦略に出た。ここで事業は上向きに転じたかにみえたが、実際には売上の二重計上などを行っていたようだ。

偽りを重ねた末に万事休す

経営者は金融機関と一般企業から資金を調達したほか、関連会社や自社の社員からも借り入れを行っていた。さらに関連会社から不適切な資金移動を行い、売上を二重計上するなどの会計処理によって、決算上は黒字で資産超過を維持していた。だが実際は資金繰りで行き詰まり、関連会社からも損害賠償を請求されるなどして事業継続を断念したとみられる。

まとめ

不正な会計操作によって経営実態を偽り、一部で資金調達は持続していたようだが、会計と実態がここまで違ってしまえば、いずれは目の前に現実を突きつけられることになる。公正な会計がいかに重要かを改めて感じさせる、1つの事例になるだろう。

参考サイト
「価格高止まりで市況悪化…不適切会計が判明した不動産会社、避けられなかった破産の顛末」ニュースイッチ

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