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メタボ率や欠食率の高い業種は?「業態別にみた被保険者の健康状態に関する調査から見る健康課題」公表

公開日2025/05/02 更新日2025/05/01 ブックマーク数
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メタボ率や欠食率の高い業種は?「業態別にみた被保険者の健康状態に関する調査から見る健康課題」公表

2024年11月、健康保険組合連合会は「令和4年度 業態別にみた被保険者の健康状態に関する調査」の結果(以下、本調査結果)を公表しました。
本調査は、業種ごとに異なる健康リスクや課題を明確化し、今後の健康政策や職場環境の改善に活用するために行われるもので、今回は2022年度の特定健診・特定保健指導データおよびレセプトデータをもとに業態別に被保険者の健康状態や服薬の状況、メンタル系疾患の有病者割合をまとめています。
健康状態および服薬状況は40~74歳の被保険者の特定健診の問診回答と健診検査値をもとに出され、メンタル系疾患の有病者割合は全年齢の被保険者を対象としています。

生活習慣、健康状態、医療受診状況、健診検査値の特徴が業態別に比較・分析されているほか、単なる統計分析にとどまらず、性別や年齢層別の健康課題も詳細に掘り下げられている点が特徴です。
本記事では、調査結果などをわかりやすく解説します。

目次本記事の内容

  1. 調査結果
  2. 具体的な対策
  3. おわりに

調査結果

「第一部 生活習慣」では、生活習慣に関する調査結果が紹介、以下のように業態ごとに異なる生活習慣の特徴が明らかになりました。

宿泊業・飲食サービス業:「朝食を抜くことが週に3回以上ある」と回答した割合が全体では23.0%に対し、31.3%と高いことや、「就寝前の2時間以内に夕食をとることが週に3回以上ある」と回答した割合が全体は34.1%に対し、52.6%と高い。

労働者派遣業:「1日あたりの飲酒量が3合以上」と回答した割合が全体は4.8%に対して9.3%と高いことや、「20歳時の体重から10㎏以上増加している」と回答した割合が全体の43.4%に対して57.0%と高い。

電気・ガス・熱供給・水道業:「1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施している」と回答した割合が全体24.4%に対して29.1%と高いことや、「睡眠で休養が十分とれている」と回答した割合が全体では62.4%に対して70.8%と高い。


宿泊業・飲食サービス業はシフト制などで生活リズムが乱れやすいことから、食習慣に関しても影響が考えられます。
一方で、電気・ガス・熱供給・水道業に関しては、ほかの業種よりも運動習慣があり、睡眠休養感も高い人が多いという結果でした。

「第二部 健康状態」では、生活習慣病リスクなどが紹介されています。

記事提供元



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