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IPO(新規株式公開)は、企業にとって飛躍的な成長の機会であると同時に、組織体制や内部管理体制の成熟度が厳しく問われるプロセスでもあります。その過程で、企業の成長戦略に水を差し、審査においても重大な懸念事項となり得るのが「問題社員」の存在です。
上場準備というデリケートな時期だからこそ、問題社員への対応は後回しにせず、毅然とした態度で臨む必要があります。元公開引受審査部の経験も踏まえ、IPO準備企業が特に注意すべき問題社員対策について、社会保険労務士の視点から深掘りして解説します。
まず認識すべきは、問題社員がIPO準備に多岐にわたる負の影響を及ぼすという事実です。
問題社員の存在は、未払い残業代、不当解雇、ハラスメントといった労務リスクを潜在的に抱えていることを示唆します。これらのリスクは、IPOの審査において、企業のコンプライアンス体制や内部統制の不備として厳しく指摘される可能性があります。訴訟や労働紛争が表面化した場合、上場承認の遅延や見送りといった最悪の事態も招きかねません。
問題社員の言動は、周囲の従業員のモチベーションを低下させ、職場の雰囲気を悪化させる要因となります。ハラスメントやパワハラなどが横行すれば、従業員のエンゲージメントは低下し、離職率の上昇にも繋がりかねません。結果として、組織全体の生産性が低下し、IPO準備に必要な活力が失われてしまう可能性があります。
問題社員による不適切な行為は、SNS等を通じて瞬く間に拡散し、企業のイメージを大きく損なう可能性があります。上場準備中という注目が集まる時期においては、小さな火種も炎上しやすく、投資家や取引先からの信頼を失墜させるリスクがあります。
問題社員への対応が遅れ、訴訟や労働紛争に発展した場合、弁護士費用や和解金など、多大なコストが発生する可能性があります。また、労務監査(労務DD)で問題点が指摘された場合、是正対応に追加の費用と時間を要することになります。
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