公開日 /-create_datetime-/

一昔前は当たり前のように行われていた朝礼、現在ではどのくらいの職場で行っているのだろうか。
連絡や報告事項、さらには1日の始まりに気合を入れるためなど、それぞれ理由があるだろうが、「何のために行うのか?」「本当に必要なのだろうか?」という疑問の声も決して少なくない。
インターネットリサーチを手掛ける株式会社NEXERが、「朝礼についてのアンケート」を実施したところ、「毎朝職場で朝礼を行っている」は37.5%で、「行っていない」は62.5%となり、朝礼を行っていない職場の方が多いことが明らかになった。
また、朝礼そのものを「必要だとは思わない」の割合が54.6%と半数を超えているのに対し、「必要だと思う」は45.4%となっている。
朝礼が不要という理由は、「すぐ仕事についた方が、効率がいい」「意味のない情報交換や挨拶練習をするのは時間の無駄」「話す事が決まっている」「連絡事項はメールで十分」「毎朝やるのは時間の無駄、週に1回でよい」などで、形骸化された朝礼は、時間の無駄ととらえているようだ、
一方、必要だと思う理由には、「挨拶に始まり、その日の打ち合わせ、段取りが明確になる」「規律維持と健康確認」「気分のスイッチが切り替わる」「コミュニケーションと情報共有のため」「意思統一と全体への情報内容のアップデートの場として」などが挙げられている。
興味深いのは、毎朝朝礼を行っている人に限定すると、朝礼を必要だと思う割合が77%と、8割近くにもなっていることだ。
全体では朝礼必要派は半数以下だが、実際に行っている職場では、「仕事において必要なこと」だと受け止めているようだ。
毎朝、朝礼を行っている企業は4割に満たないが、行っている企業も、行っていない企業も、朝礼が仕事に必要かどうかを、働き方改革を進めていくうえで、改めて検討する必要があるかもしれない。
関連記事:働き方改革はどうしてはじまったの?
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
生成AI時代の新しい職場環境づくり
退職支援で築く、持続可能な組織力-オフボーディングプログラムサービス資料
土地建物売買契約書の見直し方法と5つのチェックポイント
これなら先方も納得!取引先と請求書電子化をスムーズに進める3つのコツとは?
総務・経理・営業の生産性に影響する法人車両の駐車場管理における落とし穴
「組織のサイロ化」は避けられない? その原因と解消方法について解説
中小企業サーバー運用の7割が「不十分」、現場担当者の限界と伴走支援ニーズが浮上 民間調査
外国人従業員のために必要な企業の各種届出/在留管理制度と在留カード
クラウドストレージのセキュリティリスクと安全なストレージの選び方
上場企業の法務を目指すには?求められる会社法スキルとキャリア戦略(後編)
株式会社I-ne導入事例~月間の受注データ件数は20万件以上!『 Victory-ONE【決済管理】』の導入で 業務効率化と属人化の解消を実現~
株式譲渡契約書とは?記載事項や作成時の注意点について解説!
全国の社宅管理担当者約100人に聞いた!社宅管理実態レポート
オフィス移転で変わる働き方
郵便物の電子化による部署別 業務効率化事例
ティーチングとは?コーチングとの違いから効果的な使い分けまで解説
2025年10月の「負債1,000万円未満」倒産51件 3カ月ぶり50件台、秋口から増勢を強める
衛生委員会の進め方~構成メンバーと議題~
【省力化で生産性向上!】中小企業省力化投資補助金をわかりやすく解説
衛生委員会の進め方~議事録とメリット~
公開日 /-create_datetime-/