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AI時代、管理職は「感情労働者」で終わるのか?―感情に向き合いながら、組織を動かすために本当に必要なこと

公開日2025/06/26 更新日2025/06/25 ブックマーク数
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AI時代、管理職は「感情労働者」で終わるのか?―感情に向き合いながら、組織を動かすために本当に必要なこと

目次本記事の内容

  1. 管理職の「感情労働者化」が進んでいる
  2. 感情への配慮は「目的」ではなく「手段」
  3. AI時代に求められる「3つの人間らしさ」
  4. AI時代にも、管理職の人間らしさは残る
  5. おわりに

「部下と同じ目線になって、もっと共感してあげてください」
「部下の気持ちに寄り添って、建設的なコミュニケーションを取りましょう」

最近、こうした言葉が、マネージャー向け研修や人事制度のフィードバックの中で、ごく自然に語られるようになってきました。
でも、正直なところ、こう思ったことはないでしょうか?

「管理職って、カウンセラーのような役割まで担わないといけないの?」

その違和感は、決して的外れではありません。
むしろその感覚にこそ、AI時代のマネジメントが抱える本質的な問いがあると、私たちは考えています。

管理職の「感情労働者化」が進んでいる

AIの進化により、かつて人が担っていた肉体労働に加え、定型業務や判断業務をはじめとした頭脳労働は、急速に置き換えられつつあります。

人事領域でも、過去のデータや成果指標、360度評価などをもとに、AIが昇格可否を判断したり、個人のスキルやエンゲージメントスコアに応じて、最適な配置や異動を提案する仕組みが登場し始めています。
さらには、経営陣がダッシュボードを確認し、AIの提示に基づいて異動や組織の統廃合を進める。
そんな世界が、もはや遠くない未来に現実化しつつあります。

では、そのとき管理職の役割には、何が残されるのでしょうか。

よく言われるのが、「感情への配慮」です。

今後、マネジメントの役割は人の気持ちに寄り添う仕事として再定義される。
そんな声も聞こえてきます。

たしかに、それは一面の真実でしょう。
組織は人でできており、感情が人を動かす力であることに疑いはありません。

合理的な判断はAIと経営が下し、その伝達役として、マネージャーが板挟みになる。
しかも、「共感的に」「納得感を持って」「個別事情に配慮しながら」伝えなければならない。
そんな、正解のない感情マネジメントが求められているのが、今の管理職の現実です。

ですが、だからといって、管理職の役割が”共感する存在”にだけフォーカスされてよいのでしょうか?

感情への配慮は「目的」ではなく「手段」


記事提供元



セレクションアンドバリエーション株式会社は、「人と組織の成長をあたりまえにする」を理念に掲げる人事・組織コンサルティングファームです。企業の人事戦略策定や制度設計、運用支援を通じて、上場企業から中小企業まで幅広く支援しています。ジョブ型雇用やMBO・OKR、スキルマトリクスなどの導入にも対応し、エビデンスに基づいた変革を推進しています。


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