詳細はこちら
サービスロゴ

もらえる!

Present!

給与デジタル払いとは?メリットやデメリット、具体的な取り組み事例やポイントを紹介

公開日2025/07/12 更新日2025/07/11 ブックマーク数
0
給与デジタル払いとは?メリットやデメリット、具体的な取り組み事例やポイントを紹介

キャッシュレス化が進む現代社会において、企業の給与支払い方法も新たな局面を迎えています。
2023年4月より制度化された「給与デジタル払い」は、銀行口座を介さずスマートフォンアプリ等で給与を受け取れる仕組みであり、特に若年層や外国人労働者への対応手段として注目されています。
導入には法的要件やシステム面での整備が必要となる一方、業務効率化や従業員満足度の向上といった多くの利点も見込まれます。
本記事では、制度の概要からメリット・デメリット、導入時に求められる実務上の対応までを網羅的に解説します。
人事総務部門における検討材料として、ぜひご活用ください。

目次本記事の内容

  1. 給与デジタル払いとは
  2. 給与デジタル払いのメリット・効果
  3. 給与デジタル払いのデメリット・注意点
  4. 給与デジタル払いの取り組み事例

給与デジタル払いとは

給与デジタル払いとは、銀行口座への振り込みではなく、スマートフォン決済アプリや電子マネーを通じて賃金を振り込む、新しい給与支払いの方法です。
従来は「賃金は現金で直接支払う」とする労働基準法上の原則がありましたが、2023年4月の制度改正により、一定の条件を満たすことでデジタルマネーによる支払いも可能になりました。
具体的には、政府に登録された資金移動業者(例:PayPayなど)のアカウントに給与を送金する仕組みで、仮想通貨や換金性のないポイントでの支払いは認められていません。
また、資金移動業者の口座に保持できる残高の上限は100万円と定められており、業者が破綻した場合にも労働者の資産を保護する仕組みが整備されています。

給与デジタル払いの導入にあたっては、労使協定の締結と就業規則(給与規定)の改定、給与デジタル払いを希望する従業員の同意書提出が必要です。
従業員は、従来の銀行振込による支払いと給与デジタル払いでの支払い、銀行振込とデジタル払いの併用から選ぶことができます。

給与デジタル払いのメリット・効果

従業員の利便性と満足度の向上

給与デジタル払いは、従業員に給与の受取手段の選択肢を提供できるため、自身に合った受取方法にすることで、利便性と満足度の向上が期待できます。
スマートフォンアプリを通じて給与を確認できるうえ、口座からチャージせずにそのまま支払いに利用できるため、若年層やスマホ決済に慣れた世代には好意的に受け入れられる傾向があります。
また、給与の一部を日払いや週払いで支払いをするなど、ライフスタイルに合わせた設計も可能で、働き方の多様化に応じた対応が実現できます。
現在では、制度上、銀行口座との紐付けが必要なため、利用には一定の制約がありますが、今後の法改正次第では、銀行口座を保有していない外国人労働者や非正規社員にとって、金融アクセスのハードルを下げる効果も期待され、多様な人材の採用・定着にも寄与する可能性があります。

事務負担の軽減とコスト削減の実現

企業にとって、給与デジタル払いはコスト構造の見直しと業務効率の改善につながります。
従来の銀行振込に比べ、資金移動業者の手数料は安価である場合が多く、振込にかかるコストを抑えることが可能です。
また、紙媒体での明細配布や手渡し処理が不要になることで、事務作業の負担も軽減されます。
さらに、……

この記事を読んだ方にオススメ!


記事提供元



株式会社スナックミーでは、お菓子による複合的法人向けサポート『snaq.me office/スナックミーオフィス』を展開しています。福利厚生の無添加置き菓子・オフィスコーヒー・社食・オフィスコンビニ・コーポレートギフトなどのサービスを通じ、企業さまの健康経営やコミュニケーション活性化を、おいしくてギルトフリーな「おやつ体験」を通じて応援中。人事・総務ご担当者さまや経営者さまを助けるあらゆる情報を発信します。

ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報

マネジーポイントを貯めると各種ポイントと交換できたりカタログギフトとも交換可能です。また今なら初回特典として1,600ポイントをプレゼント!

マネジーの会員登録はこちら