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税理士・公認会計士 坂口 勝啓
TKC全国会 中堅・大企業支援研究会会員
2024年のIPO実績を振り返り、トレンドをご紹介します。トレンドからIPOの現状を把握することで課題を浮き彫りにし、何をしなければいけないのか、詳しく解説します。
当コラムのポイント
第1回「IPO市場の二極化と戦略的選択」の続きから確認してみましょう。
筆者が2017年より予測していた状況がいよいよ現実になりつつあります。2017年まで大手4法人がシェア9割を占めていた環境は、今年はとうとう5割になりました。大手4監査法人の寡占状態が崩れ、準大手・中小監査法人の存在感が飛躍的に高まるなど、市場の地殻変動が見られた一年でした。
(注) 公認会計士・監査審査会「令和7年版モニタリングレポート」に基づき、監査法人を「大手」「準大手」「中小」と区分しています。
【グラフデータ概要 (2024年)】
●太陽監査法人: 14社
●EY新日本監査法人: 13社
●有限責任監査法人トーマツ: 10社
●あずさ監査法人: 10社
●PwC Japan有限責任監査法人: 10社
●その他の準大手、中小監査法人合計: 29社
大手:43社50.0% 準大手:23社26.7% 中小:20社23.3%
最大の注目点は、準大手の太陽監査法人が14社を担当し、長年市場を支配してきた大手4監査法人(BIG4)を抑えてトップに立ったことです。また、中小監査法人が初の20社20%を超えました。これは、単なる順位変動ではなく、「BIG4でなければIPOは難しい」という長年の常識が覆されたことを意味します。
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