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異なる世代間で信頼関係を築くには、価値観が違うことを理解し、相手に寄り添うことが大切です。
本稿では、部下に増えてきたZ世代の価値観はどのようなものか、部下と業務外のコミュニケーションをどう取ればよいかを解説します。
「この世代はこうだ」と一括りにすることはあまりに乱暴ですが、生まれ育った時代の背景や環境によって、価値観に違いが生じるのも事実です。
いまどきの若手社員、”Z世代”の仕事に関する価値観の傾向をいくつか紹介します。
いまの20代は、生まれた時から物質的には恵まれた環境で育ってきた一方で、長きにわたる景気低迷の下で成長し、企業の将来性や自身の雇用に対して漠然とした不安を抱いています。もちろん、終身雇用が保証されているとは考えていません。
危機感や安定志向に由来する成長意欲を持ち、キャリア形成、自身の市場価値や能力向上に興味を持っています。


Z世代が持つ成長意欲やキャリア志向は、前向きに表現すれば会社に依存しない独立心といえますが、端から愛社精神が低い状態ともいえます。
昔は「就職は結婚と同じ」とも表現しましたが、いまでは「就職は恋愛と同じ」です。相性が合わなければ別れて、別の相手と付き合えばよいという感覚で、転職を捉えています。
また、生まれた時から物質的に充足しており、同時に、頑張っても将来に希望が持てる時代ではないと感じています。結果として「自分のことを後回しにして会社のために貢献する」「身を粉にして頑張れば、将来にリターンがある」などと、仕事を優先して生きる人は少ない傾向にあります。
Z世代は、子供の頃からIT技術に慣れ親しんできました。
たとえば、iPhoneにSiriが搭載されたのは2011年、いまの新入社員が小学校低学年の頃です。
効率的に物事を進めることが当たり前であり、タイムパフォーマンス(時間効率)やコストパフォーマンス(費用効率)を追求する世代といえます。
LGBTQなどをはじめとする多様性を尊重する風潮のなかで育ったZ世代は、一方的に価値観を押し付けられることを嫌います。
特に「昔からこうだった」「うちではこういうルールだ」「仕事はこういうものだ」などと、納得できる理由もなく、ルールや方法、考え方を押し付けられると、強く反発する傾向があります。
「会社のために身を粉にして働いて成果を上げている上司」は、いまの若手にとってロールモデルになり得ません。むしろ「そうなりたくない」対象です。
たとえ成果は凡庸でも、人間的に尊敬できる、生き方や価値観に共感する上司に従いたいと思う傾向があります。管理職でもワーク・ライフ・バランスを実現し、充実した私生活を送っている人をロールモデルとするからです。
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