公開日 /-create_datetime-/
2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)は年末年始休業のため、お問合せなどのご連絡は1月5日(月)以降になります。ご了承くださいませ。

「生活のため」「高収入を得るため」「社会貢献」・・・などなど、「働くことへの意識」は、入社時の経済情勢や、社会環境によっても違うだろうが、今年の新入社員たちは、どのような意識で働いているのだろうか。
公益財団法人「日本生産性本部」と一般社団法人「日本経済青年協議会」が実施した「平成31年度 新入社員働くことの意識調査」によると、「働き方は人並みで十分」が63.5%で、「好んで苦労することはない」が37.3%と、それぞれ過去最高を更新した。
この調査は、新入社員の意識を把握することで、企業の教育研修に役立ててもらうことが目的で、昭和44(1969)年度から毎年実施し、今回で51回目の調査となる。
その調査結果から、気になる項目を見ていくと、「働く目的」では、「楽しい生活をしたい」が39.6%(昨年41.1%)で最も多く、「経済的に豊かな生活を送りたい」も28.2%(昨年30.4%)と、高い水準を維持している。
一方、「自分の能力をためす」は、昨年の10.0%から10.5%へとわずかに増え、「社会に役立つ」は昨年の9.2%に対して横ばいの9.3%となっている。
また、「人並み以上に働きたいか」では、「人並みで十分」が昨年度61.6%で過去最高を更新したが、さらに更新して63.5%だった。「人並み以上に働きたい」は29.0%で、過去最低となっている。
就職戦線が売手市場だった影響か、働くことへの意欲があまり感じられないが、「好んで苦労することはない」も過去最高の37.3%(昨年34.1%)で、「苦労すべきだ」は減少を続け43.2%となり、最大54.3ポイントあったその差は、過去最小の5.9ポイントにまで急速に縮小している。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」という“故事”はもはや、通用しない時代ということか。さらに、就職氷河期世代に苦労して入社した世代との意識のズレが、社内コミュニケーションにどう影響していくかも気になるところだが、人事担当者の悩みはますます増えそうだ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
管理部門兼任の社長が行うべき本業にフォーカスする環境の構築
労働契約と業務委託契約の違いとは?契約書に記載すべき重要ポイントを解説
26卒エンジニア学生551名に聞く|志望度が上がる・下がるサマーインターンシップ調査レポート
生成AI時代の新しい職場環境づくり
経理・人事・法務のスキルと年収相関の完全ガイド【MS-Japan】
外部EAPとは?内部との違いや導入メリット、注意点を紹介
10~20代の「心の病」が最多を更新|企業が今すぐ取り組むべきメンタルヘルス対策とは
バーンアウトの構造と「燃え尽き」を防ぐワーク・エンゲージメント
テクノロジーハラスメントとは|IT化の裏で進む“静かな嫌がらせ”が増加する危険性
30代法務担当者に求められるサイバーセキュリティ知識とは?関連法や学習方法など(前編)
WEBサイト製作の業務委託契約書の作成方法と注意点
法人税対策・実物資産投資の新たな選択肢 最新情報掲載 『日本型オペレーティングリースガイドブック』
契約書のリーガルチェックの重要性と6つのチェックポイント
経理業務におけるスキャン代行活用事例
債権管理・入金消込効率化『V-ONEクラウド』導入事例 ~午前中いっぱい掛かっていた消込作業がわずか数分で完了! アデコ株式会社~
【社労士】試験合格後のキャリアは?実務未経験でも転職できる?
早期解決が必須!IPOで指摘される残業代・有休管理
「定性評価」をうまく取り入れて、組織や個人の能力を最大限に引き出す方法
年末調整の“提出漏れ・控除証明書ミス”を防ぐチェックリスト
意外と間違えやすい「精算」と「清算」|意味や使い方の違いを分かりやすく解説!
公開日 /-create_datetime-/